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2009/10/31

いよいよ発売される「PSPgo」を触ってみた-Bluetoothも体験。“気軽に持てる”が武器

PSPgo(PSP-N1000)

11月1日発売

標準価格:26,800円

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から、11月1日に発売される新型PSP「プレイステーション・ポータブル」go(PSP-N1000/以下PSPgo)。大幅な小型化を実現すると同時に、PSPに搭載されていたUMDドライブを省き、代わりに16GBのフラッシュメモリを内蔵。ネットワークからゲームや動画をダウンロードする事をメインにした、新しいPSPの利用スタイルを提案するモデルだ。

 SCEにて発売前に触ることができたので、その特徴を写真をメインに紹介したい。また、簡単ではあるがPSPgoの新機能であるBluetoothも体験してみた。


■ 小型筐体や液晶品質をチェック

 まずパッケージから見ていこう。筐体の小型化に伴い、箱もコンパクトに仕上がっている。白地に青いラインを採用しており、9月に発売された新型「PlayStation 3」(CECH-2000A)の、白地に赤いラインと良く似たデザインを採用している。

 大きく「16GB」と内蔵メモリ容量が記載されているのが特徴で、同時に赤文字で「本機ではUMD版のソフトウェア(ゲーム/ビデオ等)は再生できません」という注意書きが書かれている。

PSPgoのパッケージ。右下に赤文字でUMDが利用できない事が書かれている 新型PS3のパッケージ。デザインの統一が行なわれている

 同梱品はACアダプタ、専用のUSBケーブル、そして転送・管理ソフトウェアのMedia Goが収録されたCD-ROMのみで非常にシンプル。大容量メモリを内蔵しているため、メモリースティックは付属していない。

 カラーリングはピアノ・ブラックとパール・ホワイトの2色。最大の特徴はサイズだ。UMDドライブを排除し、液晶画面サイズを4.3型から3.8型に縮小することで体積比で約50%、重量比で約40%軽量化を実現。PSP-3000(PSP)が約71.4×169.4×18.6mm(縦×横×厚さ)、約189gだったのに対し、PSPgoは69×128×16.5mm(同)、重量は158gとなっている。

カラーはパール・ホワイト(左)とピアノブラック(右)の2種類 PSP-3000とサイズ比較したところ 外観からわかる新機能として、画面脇右上にBluetooth機能利用時に光るランプを備えている

スライド式の操作ボタン部
 また、スライド式のボディを採用することで、PSPでは画面の両側に配置していた操作ボタンを液晶下部に配置。スライドすることで液晶の下に格納する事ができるようになった。動画や音楽プレーヤーとして使う場合は、よりコンパクトに持ち運びができるほか、コントロール部を格納しても天面左右に配置したL/Rボタンは操作できるため、これのみを使ったゲームなどはプレイする事ができる。

 ゲームショウなどで実際に手にした人も多いと思うが、写真で見ていたよりも“小さい”と感じるだろう。スライドさせて操作ボタンが配列されている側のプレートを出してもその印象は変わらず、PSPが両脇から掴んでホールドするのに対し、PSPgoは指先でつまんで持つような印象だ。

 小型化した事で凝縮感が高まり、高級感はPSPよりも高い。スライドを閉じると、iPhone 3G/3GSよりも一回り大きい程度で、ワイシャツの胸ポケットに簡単に収められる。PSPはその長さゆえ、ポケットに仕舞うのは難しいが、PSPgoならば手ぶらの時も上着のポケットなどに簡単に収められる。この違いは大きい。


上からPSPgoとiPhone 3GSを並べたところ iPhone 3GSを上に重ねたところ。PSPgoの方が一回り大きい 薄さの違い。左がiPhone 3GS。右がPSPgo

 液晶ディスプレイのサイズは4.3型から3.8型に小さくなったが、解像度は480×272ドットで変わらない。そのため、同じ画像を表示すると凝縮感があり、PSPgoの方がより精細に見える。どちらも輝度を最大にして比べてみたが、PSPgoの方が明るく、比較した固体では発色もクリア。PSPはホワイト部分が若干赤味がかっているが、PSPgoのホワイトは純度が高い。より精細に見えるのはコントラストが高い事も関係しているだろう。

 なお、JPEG画像を表示している際に気付いたのだが、PSPgoとPSP-3000で同時にボタンを押すと、画像が表示されるまでのスピードがPSPgoの方が一拍速い。0.5秒程度の違いだが、キビキビとした動作は好印象だ。

PSP-3000の液晶と表示品質を比較。若干輝度が高く、ホワイトの純度も高い

 操作ボタンの配置は液晶下部になったが、基本レイアウトはPSPと同じ。アナログパッドも装備している。液晶下部にあったスタートとセレクトボタンは、スライド筐体側に移動。液晶左下部にあったPSボタンは、液晶左側に移動した。大きく変わったのはボリュームや輝度調整、サウンドボタンで、全て天面に配置している。

 ホールド機能を備えたスライド式の電源ボタンはPSPと同じ右側面。左側面には無線LAN(IEEE 802.11b)のスイッチと、メモリースティック マイクロ(M2)用スロットを備えている。メモリースティック PRO デュオからメモリースティック マイクロに変更されたのも大きなポイントだが、本体メモリが16GBあるため、利用する機会はPSPよりも減るかもしれない。左側面にはストラップホールも備えている。

天面。L/Rボタンだけでなく、ボリュームコントロールや輝度、サウンドボタンもここに配置している 左側面には無線LANのスイッチとメモリースティック マイクロ(M2)用スロットを用意 右側面にはスライド式の電源ボタンを用意する

底面。ステレオミニのヘッドフォン出力とUSB/AV兼用の端子を備えている

 スピーカーは液晶の両脇にステレオで装備。底面にはAV出力やUSBなどを兼用したマルチ端子とヘッドフォン出力を備えている。付属の専用USBケーブルをマルチ端子に接続し、PCとの接続が可能。本体をUSBモードにするのはPSPと同じで、PCからPSPの本体メモリと、メモリースティック マイクロスロットがドライブとして認識できる。USB経由での充電も可能だが、付属のACアダプタとUSB接続しての充電も可能。ACアダプタは細身で、電源プラグ部が着脱可能。取り外すとメガネ型インレットの電源ケーブルも接続できるようになっている。


付属の専用ケーブルでPCとUSB接続しているところ 付属のACアダプタは細身のタイプ 付属のUSBケーブルを使って充電できる

  基本機能はPSPとほぼ同じで、XMB(クロスメディアバー)で各種操作が行なえる。XMBはスライドボディを開くと表示され、閉じるとグラフィカルな時計が現れる。これはPSPgoオリジナルアプリケーションであり、カレンダー表示も備えている。充電スタンドなどに設置した際は重宝しそうだ。

 また、ゲームプレイ中にスライドを閉じると、「ゲームスリープ」と呼ばれるPSPgo独自機能が利用できる。ゲームを一時中断する機能で、プレイしていたままの状態でスライドを閉じると「一時中断する」か「ゲームを終了する」が選べ、「中断」を選択すると、XMBにゲーム途中のデータがカプセルとして保持される。再開したい場合はこのカプセルを選ぶという流れだ。

ゲームスリープ機能も搭載。ゲームを一時中断することができる 中断しているところ 中断したデータはXMBから確認/起動できる


■ Bluetooth機能を体験

Bluetoothスピーカーと接続してみる
 気になるBluetooth機能も見てみよう。Bluetooth 2.0(EDR)に対応し、プロファイルはA2DP/HSP/AVRCPに対応したBluetoothヘッドフォン/ヘッドセットが利用できるほか、同じくBluetoothに対応しているPS3専用ワイヤレスコントローラにも対応しているのもポイントだ。PSPgoとコントローラをPS3経由でペアリングすることで、ゲームなどをワイヤレスで遊ぶことができる。PSPgo内の映像をテレビに出力している場合は、コントローラをワイヤレスリモコンとしても使用できる。

 Bluetoothの設定はXMBの設定内に用意されており、「Bluetooth接続」を「入」にしてから、「Bluetooth機器管理」画面に移り、機器の登録や削除を行なう。接続相手としてA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応したリテールコムのBluetoothスピーカー「BIT-STB2825」を用意。スピーカーをペアリングモードにしてから、PSPgoで機器を検索。PINコードを入力すると無事接続できた。


XMBからBluetooth機器の検索機能を利用 Bluetooth機器の登録画面。PS3のコントローラも活用できる 検索してBIT-STB2825を登録しているところ

 再生音楽だけでなく、XMBの移動音やゲームのサウンドもBluetoothスピーカーから出力される。Bluetoothスピーカー側からの操作にも対応しており、一時停止や曲送りなどの制御も可能だった。屋外で利用する場合はBluetoothイヤフォンを組み合わせると、ワイヤレスで快適なゲームができるだろう。

スピーカー側から楽曲再生の制御が行なえる スピーカーは液晶ディスプレイ脇に搭載

システムソフトウェア6.10にワンセグアイコンは用意されていた
 同時発売の周辺機器は、前述のACアダプタ「PSP-N100」(2,100円)、USBケーブル「PSP-N430」(1,575円)に加え、テレビ接続用のAVケーブル(コンポジット)「PSP-N150」(2,200円)、コンポーネントAVケーブル「PSP-N180」(3,000円)、D端子ケーブル「PSP-N170」(2,800円)など、クレードル「PSP-N340」(4,800円)にはAV/USB兼用端子も備えており、設置したまま前述のケーブルで、テレビなどに出力できる。

 周辺機器としては今後も、Bluetoothステレオヘッドセットレシーバ「PSP-N270」(4,980円)や、コンバーターケーブルアダプタ「PSP-N440」(1,980円)、カーアダプタ「PSP-N380」(1,980円)などが12月23日に発売。コンバーターケーブルアダプタはPSP用に発売されたUSB接続の周辺機器をPSPgoで利用するためのもので、「ワンセグチューナ」、「GPSレシーバ」、「カメラ」(「ちょっとショット」に同梱)などが接続できる。なお、試用したPSPgoのシステムソフトウェアは6.10だが、ワンセグアイコンはXMB内に既に表示されていた。


左からAVケーブル(コンポジット)「PSP-N150」、D端子ケーブル「PSP-N170」、右はUSBケーブル「PSP-N430」 東京ゲームショウ2009で展示された、Bluetoothステレオヘッドセットレシーバ「PSP-N270」 同じくゲームショウで展示された、コンバーターケーブルアダプタ「PSP-N440」
クレードル「PSP-N340」も同時発売される


 

■ 「気軽に持ち運べる」が最大の武器

 現在、PlayStation Network(PSN)はPSPから直接アクセスできるようになっており、有料の動画配信やゲームなどを気軽に購入できるようになっている。大容量の本体メモリを活かし、多数のゲームをインストールし、動画や音楽も保存。本体のみを気軽に持ち歩く……というのがPSPgoの基本的な使い方になるだろう。

 既報の通り、従来のPSPユーザーが既に所有しているUMDソフトをPSPgoで遊べるようにする施策の導入は残念ながら見送られたが、SCEではPSPgo購入者に対し、14タイトルのゲームの中から、好きなタイトルを1つ無料でダウンロードできる「PSPgoスタートキャンペーン」を実施。コミック配信や配信動画のジャンル増加と共に、今後もPSNのダウンロードゲームを充実させていく。

PSPgoでPSNのビデオ配信ページにアクセスしたところ PSPgo単体でビデオやゲームなどがダウンロードできる
ダウンロード先に本体メモリを指定しているところ ダウンロード中の画面

 PSPgoの最大の武器は“小型・軽量化”だが、ゲームソフトを複数持ち歩く場合、複数のUMDも持ち歩かなくて済むというのも見逃せないポイント。だが、気になるのは26,800円という価格。特にPSP-3000は10月1日から16,800円に値下げされており、価格差が拡大。9月に発売された低価格な新型PS3は29,980円で「あと3,000円足せばPS3が買える」というのも高価に感じる要因だろう。

 PSP-3000に大容量メモリを追加すればPSPgoと同じような使い方は可能になるが、16GBのメモリースティック PRO デュオを追加購入する場合6,000円~8,000円程度はかかるので、PSPgoが必ずしも“高すぎる”とは言えない。そもそも、安かろうが高かろうが、使わなければ意味がない。個人的には実機に触れ、可搬性の良さを実感すると、“これもアリだな”と感じた。PSPのサイズゆえ「今日は持っていかなくていいや」と思った事がある人は、一度店頭で触ってみる価値があるだろう。

□SCEのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□PSPのホームページ
http://www.jp.playstation.com/psp/
□PSPgoの製品情報
http://www.jp.playstation.com/psp/go/

ビクター、5.5倍録画が可能な3 in 1 BDレコーダ-VHS/250GB HDDで実売13万円。モニター販売も

DR-BH250

11月上旬発売

標準価格:オープンプライス

 日本ビクター株式会社は、250GBのHDDとVHSビデオデッキも搭載した3 in 1のBDレコーダ「DR-BH250」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後の見込み。「らく録ブルーレイ」シリーズの新モデル。

 入札による限定モニター販売も行なわれる。86,000円~118,000円の範囲で購入希望価格を記載して入札。高額順に500番目の人の入札金額で、500人に販売する。募集期間は10月30日~11月5日まで。

上はフロントパネルを開いたところ。下は背面
 HDDからBDだけでなく、VHSからBDへのダビングも可能な3 in 1レコーダ。地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2と、地上アナログチューナ×1を搭載。HDDにデジタル放送の2番組同時録画が行なえる。

 HDDとBD-R/REへのデジタル放送録画形式は、MPEG-2 TSのストリーム記録(DRモード)と、MPEG-4 AVC/H.264のAF/AN/AE 4倍/AE 5.5倍の4モードを用意。5.5倍録画が可能となるAE 5.5倍モードでは、BD-Rの片面1層(25GB)ディスクにHD解像度で約124時間の録画ができる。DVD-R/RWへのAVC記録を行なうAVCRECにも対応。DVD-VR形式での録画モードもXP/SP/LP/EP 6時間/EP 8時間を用意している。

 電子番組表(EPG)はG-GUIDEを採用。64番組/月の録画予約が可能。番組追跡録画機能も備え、番組検索はジャンル別、キーワード検索、人名検索、トピックス検索が可能。ダビング10にも対応する。

 書き込み速度はBD-Rが1層、2層共に最高6倍速、BD-REが1層、2層共に最高2倍速。

 HDMI出力は1系統で、Ver.1.3aに対応。1080/24p、60p出力やDeep Color、x.v.Colorに対応。BDビデオのBD-LiveやBONUSVIEWもサポートする。HDMI CECにも対応しており、CEC対応テレビと接続しての連動動作も可能。出力端子はHDMIのほか、D4映像、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声を各1系統装備。入力はS映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1を備えている。Ethernetやモジュラージャックも装備する。

 DACは映像用が12bit/148MHz対応、音声用が24bit/192kHz対応。SDカードスロットとUSB端子も備え、AVCHDビデオカメラで録画した映像を取り込める。

 消費電力は約46W、待機時は約2.3W。年間消費電力量は約67.05kWh/年。外形寸法は435×395×99.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.8kg。リモコンなどを同梱する。

□日本ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2009/dr-bh250.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/bd/dr-bh250/index.html

TEAC、独beyerdynamicの最上位ヘッドフォン「T1」-実売14万円。12万円の高級ヘッドフォンアンプも

T1

11月下旬発売

標準価格:オープンプライス

 ティアック株式会社は、独beyerdynamicのヘッドフォン、フラッグシップモデル「T1」と、ヘッドフォンアンプのハイエンドモデル「A1」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はヘッドフォンが14万円前後、ヘッドフォンアンプが12万円前後の見込み。

 なお、10月31日に東京・中野のAVショップ、フジヤエービックが中野サンプラザで開催する「秋のヘッドフォン祭2009」への出展が予定されている。


■ ヘッドフォン「T1」

 セミオープンタイプのダイナミック型ヘッドフォン。最大の特徴は、1テスラ(=10,000ガウス)を越える強力な磁束密度を生み出すテスラテクノロジーを用いた、新開発の小型トランスデューサーを装備した事。出力音圧レベルは最大102dB 1mW/500Hz(126dB 300mW/500Hz)で、「従来のヘッドホンと比べ、2倍以上の能率を実現した」という。

 再生周波数帯域は5Hz~50kHz。インピーダンスは600Ω。全高調波歪率は0.05%以下(1mW/500Hz)。許容入力は300mW。

 イヤーパッドはベルベット。ケーブルは3mのU字型。入力コネクタは金蒸着タイプのステレオ標準プラグ。ケーブルを除いた重量は約350g。


■ ヘッドフォンアンプ「A1」

A1
 前述の「T1」や「DT 990 E/600」など、「600Ω級のハイインピーダンスヘッドホンの実力を余すところ無く引き出し、全ての周波数帯域に渡り完全ドライブする」というヘッドフォンアンプ。再生周波数帯域1Hz~100kHz(-1dB)に対応しているのが特徴。SACDやDVDオーディオなども余裕を持って再生できるという。

 電源部にはトロイダルトランスコアと、厳選したパーツを投入。マイクロプロセッサで制御されるリレーにより、電源のオン/オフ時に発生するクリックノイズや、入力切り替え時に発生する不要なノイズをカットしたという。

 ヘッドフォン出力は標準プラグ用を1系統装備。入力(アナログRCA)は2系統装備。RCAのラインアウトも1系統備えている。大型のボリュームツマミを採用。出力は100mW(600Ω)、170mW(250Ω)、150mW(30Ω)。入力インピーダンスは50kΩ。最大増幅は18dB。再生周波数帯域は1Hz~100kHz(-1dB)。全高調波歪率は0.001%(170mW/250Ω)。チャンネルセパレーションは89dB以上。S/N比は100dB以上。 出力インピーダンス(ヘッドフォン端子)は100Ω。

 消費電力は15W。外形寸法は250×225×50mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.3kg。


□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/
□ニュースリリース(T1)
http://www.teac.co.jp/news/news2009/20091030-02.html
□ニュースリリース(A1)
http://www.teac.co.jp/news/news2009/20091030-03.html

ソニー第2四半期決算発表。「Samsungに商品力で負けた」-通期は上方修正へ。PS3は320万台で2010年黒字化

大根田伸行 代表執行役 副社長 CFO

10月30日発表


 ソニーは30日、2009年度第2四半期業績を発表した。売上高は、前年比 19.8%減の1兆6,612億円。営業利益はマイナス326億円(前年はプラス110億円)、税引前利益はマイナス170億円(同プラス73億円)、純利益はマイナス263億円(同プラス208億円)で、前年比では大幅に損益悪化した。

 特に為替の影響が大きく、営業利益ベースで約770億のマイナス要因になった。今期の平均レートは1米ドル92.7円、1ユーロ132.2円。昨年度に対し、米ドルは15.1%、ユーロは21.3%の円高で、前年のレートを適用した場合の売上高は9%減。

 ただし、四半期の業績としては7月発表予測を大幅に上回ったため、通期の業績予測は上方修正している。売上高は当初予測通りの7兆3,000億円ながら、営業利益は500億円改善し、マイナス600億円。構造改革費用の200億円増額やソニーエリクソンの投資損失見通しを100億円増加したものの、通期の純利益も250億円改善のマイナス950億円と予測している。

2009年第2四半期連決算 通期業績予測を上方修正

 


■ BRAVIAは販売台数も減少。低価格機種はEMSを活用

コンスーマプロダクツ&デバイス分野の業績

 テレビやデジタルイメージング、オーディオ・ビデオ、半導体などが含まれているコンスーマプロダクツ&デバイス(CPD)分野については、売上高が前年比36.5%減の7,999億円、営業利益は86.9%減の89億円。

 円高や価格競争激化などにより減収となった。BRAVIAやゲーム用システムLSI、サイバーショットなどが減収の大きな要因。損益が悪化した製品はゲーム向けシステムLSI、ハンディカム、バッテリなど。

 液晶テレビは台数は欧米を中心に減少。前年同期比でマイナス11%、40万台減の330万台となった。さらに為替の影響により売上高は同39%減の2,220億円に、営業損益は構造改革費用を除き30億円悪化して110億円の赤字となった。ただし、コスト構造の見直しにより、原価率は改善しているという。また、欧米では不調だったものの「日本、中国を含むアジア地域では堅調だった(神戸司郎 広報センター長)」としている。


CPDの営業利益増減要因

 デジタルカメラも、為替や価格下落、販売減などが響き減収となったが、費用改善効果により利益は前年比で増益。利益率も前年を上回った。ビデオカメラは為替や価格下落の影響で、減収減益となった。ただし、「HDR-CX500」などのヒット商品で想定以上に価格を維持できたため、利益率は前年並みとなったという。

 黒字化に向けてオペレーションの改善や在庫の最適化を進めるほか、「テレビについては、差異化要素が少ないものは外に出していく(EMSなどの活用)のが基本的な製品戦略。新興国などのマーケットはもう少し力を注いでいく。パネルについてもSamsungとのジョイントベンチャーのほか、シャープからも買え、台湾からの調達もある。最適なパネルの購入の仕方は引き続きちゃんとやっていきたい(大根田伸行 代表執行役 副社長 CFO)」とした。


 


■ PS3出荷は320万台。2010年度黒字化へ

NPSの業績概要

 ゲームやパソコン「VAIO」、ネットワーク対応ウォークマンなどが含まれるネットワークプロダクツ&サービス(NPS)分野は、売上高が前年比24.2%減の3,526億円、営業利益はマイナス588億円となっている。

 ゲームの売上高は前年同期比27%減の1,970億円。主に為替の影響とPS2ハードウェア/ソフトウェアの減少が響いた。営業損益も60億円悪化し、410億円の赤字になった。

 ゲームの出荷台数はPlayStation 3(PS3)が新モデルの発売により前年同期比80万台増の320万台に、PSPは同20万台減の300万台、PS2が同60万台減の190万台。円高の影響やソフトウェアの売上数量減により減収となった。

 PS3については、「今の段階で売上と原価の逆ザヤ比率が10数パーセントまで縮まっており、年内に一桁%になるだろう。来季のどこかではPS3の黒字転換ができる(大根田CFO)」とした。PlayStation Networkのアカウント数は1,100万を超えたという。

 VAIOは、新機種導入タイミング、為替の影響、単価下落などにより減収。台数ベースでも減少となったが、ネットブックの「VAIO W」がアジア全域で好調で、先日発売した「VAIO X」も好評のため、年末商戦に向けて拡販を続けるとしている。

 B2B&ディスク製造事業は、売上高が前年同期比19.6%減の1,246億円、営業利益がマイナス24億円となった。放送業務機器の世界的な市場低迷や、円高、ディスク製造単価の下落などが影響した。放送業務用の事業環境は厳しいが、事業構造の改善や新興国の販売拡大、デジタルシネマ向けプロジェクタのビジネス拡大などに取り組む計画。

 映画分野では、売上高が前年比30%減の1,364億円、営業利益はマイナス64億円。減収の要因は「前年同期は『ハンコック』がヒットしたが、今期はそれに匹敵する作品が無かった(神戸広報センター長)」としている。また、DVDソフト市場の低迷継続なども減収要因。

 音楽分野では、SMEをソニー100%子会社化したことで大幅に売上増となっており、売上高は前年比146.9%増の1,245億円、営業利益は692.2%増の86億円となった。前年度にSMEを100%連結していたと仮定すると、売上高は3%減、営業損益では121億円の改善になるという。

 マイケル・ジャクソンのカタログタイトルの売上増などで損益改善。一方、パッケージメディア音楽市場縮小などにより、減収になったとしている。ヒット作品 はマイケル・ジャクソンのカタログ作品や、ホイットニー・ヒューストンの「アイ・ルック・トゥー・ユー」、キングス・オブ・レオンの「オンリー・バイ・ ザ・ナイト」、日本では加藤ミリヤ「Ring」など。

映画分野の業績概要 音楽分野の業績概要

 金融ビジネスでは前年比100.7%増の2,021億円、営業利益328億円。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、売上高が前年比42%減の16億1,900万ユーロ、純利益はマイナス1億6,500万ユーロ。今期におけるソニーの持分法による投資損失は109億円。

 


■ 「Samsungに商品力で負けた」。春モデル前倒しで対抗

 大根田伸行 代表執行役 副社長 CFOは、今後の年末商戦について「決して楽観していない。昨年は上回るだろうが、価格下落も厳しい。慎重に見ざるを得ない」と言及。具体的な施策としては「春商戦モデルをどこまで前倒しできるか。テレビはSamsungのLEDバックライト搭載テレビなどにやられまして、我々も反省している。今期中に対抗モデルを出さなければいけない」と語った。

 テレビやゲームの黒字化については、「テレビ、ゲームとも来年度は黒字化したい。11月の経営方針説明会でもう少しを来期以降のビジネスを詳しく説明したいと思っている。いずれにしてもテレビ、ゲームとも早期の黒字化を目指す」とした。

 また、日本円換算で約3,000億円の営業利益というSamsungの決算発表との比較においては、「詳しくは11月の経営方針説明会で説明するが、Samsungの強みの一つはパネルを持っていること。第8世代など最新のラインではなく、昔のラインは償却が進んでおり、それらを有利に使えている。これはグループとして有利なところでしょう。あとはウォン安で、30%ぐらいドルに対して弱くなっている、というのも彼らにとって有利な点」と言及。

 大根田CFOは続けて、「ただ基本的に負けたのは『商品力』」と明言した。「これは認めざるを得ない。『マーケティング力』といってもいいかもしれないが、LEDバックライトを使った液晶テレビは技術力はわれわれのほうが早かったし、持っています。ただ、ソニーはこれをハイエンドなモデルに適用したが、Samsungは量販帯に広げて打ち出してきた。この辺の戦略で差をつけられた。あとはオペレーション、サプライチェーンなど学ぶところはあるだろうが、まずは商品力で次の春モデルで追いつこうというのが、まずやらなければいけないことだ。その先の3D、次のデバイスまでに何とか差を縮めていきたい」とSamsungとの差を分析した。

 また、ソニーが2004年に参入したものの2007年に撤退したe-bookリーダーについても、「欧米では最近うまくいっているが、日本では携帯で文字を読む文化が強いとか、出版業界の違いなどがあるので、e-bookのアベイラビリティのタイミングや版権の問題があり、アメリカほどのスピードでは発展しなかった。ただ、周りがe-book化していけば、日本でもまた再上陸というのはあるだろう。タイミングと導入場所という点で失敗があった」と言及した。

 単価下落については、「ほとんどのカテゴリで続くだろう。今期の初めは20%の下落で落ち着くとしていたが、やはり24~25%になってしまった。来季も同じような傾向で、横ばいにはならないだろう。また、機種にもよるが低価格化の傾向が強い。ハイエンドというよりローエンドが増えて、特にPCやカムコーダで安い価格帯のものが増えてきており、全体の単価下落を加速させている。しばらくは下落傾向は続く」とした。下半期の前提為替レートは、1米ドルが90円前後、1ユーロが130円前後。


□ソニーのホームぺージ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/index.html

パナソニック、2012年度に3,000万台の薄型テレビ生産目指す-「来年にはLEDテレビおよび3Dテレビを投入」と大坪社長

パナソニック 大坪文雄社長

10月30日発表


 パナソニック株式会社は30日、2009年度上期連結決算を発表。その席上で大坪文雄社長は、2012年度に年間3,000万台の薄型テレビを生産する方針を明らかにした。

 また、来年にはLEDテレビ(LEDバックライト採用液晶テレビ)を市場投入することに言及したほか、「3D対応テレビについても、どこよりも早く市場投入を図る」として、来年の市場投入に意欲を見せた。

 パナソニックでは、既存のプラズマパネル工場に加えて、2010年度に予定しているプラズマパネルP5尼崎工場の稼動により、年間1,000万台のプラズマテレビを生産。同じく2010年度の稼動を予定しているIPSアルファ姫路工場の稼動によって年間2,000万台の液晶テレビの生産が可能になるとしており、先行する韓国サムスンを追随する。

2012年度に向けた薄型テレビ生産体制

 2009年度の薄型テレビの出荷計画は1,550万台としているが、大坪社長は、「上期はこれを上回るペースで推移している。これに来年度600万台程度の上乗せができれば、2,200万台規模となり、2012年度の3,000万台が視野に入る」などとした。

 2009年度上期の出荷実績は、プラズマテレビが323万台、液晶テレビが395万台。合計で718万台となり、同社としては初めてプラズマテレビの出荷台数を、液晶テレビの出荷台数が上回った。

 また、大坪社長は、「下期以降の取り組みとして構造改革、体質強化をやりきる。上期は456億円で、年間の880億円に対して順調に進捗している。さらに、BRICS+V(ブラジル、ロシア、インド、中国、ベトナム)に加え、MINTs+B(メキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコ、バルカン諸国)といった伸びる市場を捉え、グローバル戦略を強化。エナジー事業を加えた戦略事業の強化、ロボット・ヘルスケア事業の強化といった次の成長の仕込みに引き続き取り組む」とした。


■ 上期の営業利益は289億円

2009年度 第2四半期累計実績

 一方、2009年度上期の売上高は前年比23%減の3兆3,333億円、営業利益は87%減の289億円、税引前損益は前年同期の2,033億円の黒字からマイナス265億円の赤字、当期純損益は1,285億円の黒字から、マイナス469億円の赤字となった。

 8月公表の上方修正値は、売上高が3兆3,000億円、営業利益は200億円の赤字、税引前損益は900億円の赤字、当期純損益は1,000億円の最終赤字としていたが、さらにこれを改善しており、「前年同期に比べると大幅な減収減益だが、売り上げ、利益ともに修正公表値を上回り、営業利益の黒字転換を実現。第2四半期は3四半期ぶりの営業黒字となり、昨年度第4四半期をボトムに大きく回復している。徹底した経営体質の強化が成果となっており、これを受けて、年間業績見通しを上方修正する」とした。

 経営体質強化への取り組み成果としては、限界利益率として、年間目標で1.0%を目標としていたものが上期実績で0.5%改善。固定費の削減では2,600億円の削減目標に対して、2,093億円の削減。これらにより、損益分岐点の引き下げは10%の目標に対して、14%の引き下げとなった。「2008年度に比べて、10%売り上げが落ちても、増益できる体質となった」(大坪社長)。

第2四半期(累計)連結決算概要 第2四半期(3カ月)連結決算概要

年間連結決算見通し

 また2009年度通期の見通しは、売上高は前年比10%減の7兆円と据え置いたが、営業利益は公表値に比べて450億円増とし、前年比65%増の1,200億円、税引前損失は550億円増の400億円の赤字、当期純損失は550億円改善の1,400億円の赤字とした。営業外損失のなかには事業構造改革費用として880億円が含まれている。

 2009年度上期のセグメント別の業績は、デジタルAVCネットワークの売上高は、前年同期比24%減の1兆6,041億円、営業利益が88%減の127億円となった。

 デジタルAVCネットワークの主要ドメイン別では、AVCネットワークス社の売上高が26%減の8,023億円、営業損益が329億円の赤字。パナソニックモバイルコミュニケーションズの売上高が21%減の1,659億円、営業利益が54%減の97億円となった。

 テレビの販売金額は、前年同期比18%減の4,658億円。そのうち、プラズマテレビが19%減の2,587億円、液晶テレビが13%減の1,720億円となった。デジタルカメラは、18%減の1,041億円。BD・DVDレコーダーは4%減の619億円、そのうち、BDレコーダーおよびBDプレーヤーは50%増の446億円。ビデオムービーは34%減の325億円となった。

パナソニック・上野山実取締役

 「映像・音響機器、情報・通信機器ともに大幅な減収となり、営業利益は黒字を確保するものの減益。だが、第2四半期ではすべてのドメインで黒字転換し、利益率は3.2%と大幅に改善した」(パナソニック・上野山実取締役)という。

 アプライアンスの売上高は17%減の5,671億円、営業利益が38%減の290億円。エアコンが全世界で天候不順の影響により落ち込んだが、国内はエコポイント制度で401リットル以上の冷蔵庫が好調。

 デバイスの売上高は27%減の4,911億円、営業利益が97%減の13億円。販売は減収となったが、ノートPCや液晶テレビなどの伸張を受けて受注、出荷ともに回復基調にあるとした。

 電工・パナホームは売上高が17%減の7,737億円、営業利益が88%減の42億円。その他事業の売上高は25%減の4,461億円、営業利益は93%減の21億円となった。

 なお、2009年度上期の地域別売上高は、日本が16%減の1兆7,760億円、米州が27%減の4,246億円、欧州が24%減の3,531億円、中国が24%減の3,762億円、アジアが12%減の4,034億円となった。日本の構成比が前年同期の49%から53%に上昇した。「すべての地域で減少しているが、第1四半期に比べて、第2四半期は改善している」(パナソニック・上野山実取締役)とした。

デジタルAVCネットワーク アプライアンス 電工・パナホーム
デバイス その他 グローバル 地域別販売概要

■ 三洋のTOBについて、「山の頂が見えつつある」

新中期計画の策定

 さらに、大坪文雄社長は、2010年度からスタートする次期中期経営計画についての基本的な考え方についても触れ、「2018年度の創業100周年にエレクトロニクス企業として、世界ナンバーワンの環境革新企業を目指すうえで、2012年度を最終年度とする新たな中期経営計画は世界ナンバーワンへの基盤づくりとなる。環境貢献と事業成長の一体化のほか、国内中心から脱却した徹底的なグローバル志向、既存事業偏重ではないエナジーなどの新領域への取り組み、単品志向からソリューション・システム志向への展開といった大胆なパラダイム転換を行ない、これまでとは異なる非連続な施策を打ち出す。また、成長をベースとした収益力強化に取り組み、2012年度には成長力溢れるパナソニックを目指す」とした。

 現在取り組んでいる中期経営計画「GP3計画」は、最終年度となる今年度で10兆円の売上高を目標にしていたが、7兆円に留まり大幅な未達となる。「計画に対して大きな数値の乖離があることは認識しており、サムスンとは成長力や勢いにも大きな差がある。だが、CO2の削減目標では30万トンの削減目標に対して、50万トンの削減を達成した。すべての数値が未達ではなく、そこは評価したい」などと述べた。

シナジー領域への取組み加速

 また、三洋電機のTOBについては、「米国、中国で審査が進行中であるが、山の頂が見えつつある。最後のところなので慎重に頂まで辿り着きたい。独禁法当局が詳細な品目でどこまでやるのかすべてを想定していたわけではないが、簡単に行くとは思わないと考えていた。創エネ、蓄エネ、省エネとこれらを一体化したエネルギーマネジメントシステムにおいてシナジー効果が期待でき、家まるごと、ビルまるごとの提案が可能になる。競争法に抵触しない範囲で準備を進めており、TOBが完了すれば、一気にに進められる準備がある。次期中期計画では、間違いなくシナジー効果を描ける」とした。



□パナソニックのホームページ
http://panasonic.co.jp/
□2009年第2四半期 連結決算概要
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn091030-2/jn091030-2.html
□連結業績予想の修正に関するお知らせ(PDF)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn091030-3/jn091030-3-1.pdf

SKnet、Windows 7/PCI Express対応のビデオキャプチャ-S映像/コンポジット入力。企業/教育向けのSDKも

11月5日発売

標準価格:オープンプライス


 エスケイネット株式会社は、PCI Express x1接続のビデオキャプチャカード「MonsterX-csi」を11月5日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 S映像/コンポジット入力とアナログ音声入力を備え、VHSや8ミリビデオカメラなどの映像をMPEG-2にエンコードできるビデオキャプチャカード。一般ユーザーや法人から、PCI Express接続のシンプルなビデオキャプチャの要望があったことから発売に至ったという。企業のシステムや、教育/研究機関などの利用を想定した開発キット(SDK)も有償で用意。11月中旬に提供開始予定としている。

 エンコードはソフトウェアで行なう。標準のMPEG-2のほか、使用するパソコンにインストールされたビデオ/オーディオコーデックが「MonsterX」のソフトで検知され、任意の形式でエンコードできる。動作環境はIntel Pentium 4(2.0GHz以上または同等以上)、メモリ1GB以上(2GB以上推奨)。

 接続機器からの映像信号を検知して自動でキャプチャを開始する「自動検知録画」機能を搭載。チューナの機能との連動で録画の開始/終了が行なえる。また、BMP形式での静止画キャプチャも可能。

 外形寸法は92×80×13mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約55g。なお、LowProfileには対応しない。


サンコー、重さ38gの3入力1出力対応HDMI切替器-直販2,980円。電源不要

「ミニHDMI切替器」(HDMHDSWK)

10月30日発売

標準価格:2,980円


 サンコー株式会社は、3入力1出力の小型HDMI切替器「ミニHDMI切替器」(HDMHDSWK)を30日より発売する。直販価格は2,980円。

最大1,920×1,200ドットに対応

 外形寸法が52×52×14mm(縦×横×厚み)、重量が38gというコンパクトサイズが特徴のHDMI切替器。3入力1出力に対応し、本体の側面4面にHDMI端子を備える。電源は不要。

 HDMI搭載のプレーヤーやパソコンなどからの映像/音声を選択し、液晶ディスプレイや薄型テレビなどに出力可能。最大1,920×1,200ドットでの出力に対応し、フルHDの1,920×1,080ドットの映像もサポートする。

 ソースの切替は「Selectボタン」で行なう。使用中のポートが把握できるよう、HDMI入力端子近くにLEDを搭載する。


3入力1出力を備える 38gのコンパクトボディ

□サンコーのホームページ
http://www.thanko.jp/
□製品情報
http://thanko.jp/product/videochange_hdmi/

「秋のヘッドフォン祭 2009」、中野サンプラザで10月31日開催-フジヤエービック主催。国内外最新ヘッドフォンが試聴可能

会場の中野サンプラザ

開催日:10月31日 11時~17時30分 

開催場所:中野サンプラザ 15階

入場料:無料

 東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催する「秋のヘッドフォン祭 2009」が10月31日(土)に開催される。場所は中野サンプラザ15階。入場は無料。

春のヘッドフォン祭2009の様子
 フジヤエービックは、薄型テレビやビデオカメラ、各種オーディオ機器の新品/中古販売、買い取りなどを行なっており、業務用機材も手掛けるプロショップも設けるなど、AV関連機器専門の総合販売店として知られている。

 また、国内外の中高級ヘッドフォンや、ヘッドフォンアンプなど、ヘッドフォンと関連製品の販売にも注力。海外新製品の紹介や販売もいち早く行なうなど、東京におけるヘッドフォンムーブメントの中心地的な存在となっている。

 「ヘッドフォン祭」は、そんな同店が取り扱う製品や、各社の新製品が体験できるイベントとして毎年2回開催されているもの。サンプラザの15階を貸し切り、国内外の高級ヘッドフォンやヘッドフォンアンプなどを多数試聴できるイベントとなっている。

 当日は、ティアックが30日に発表したばかりの独beyerdynamicフラッグシップヘッドフォン「T1」や、ハイエンドヘッドフォンアンプ「A1」などを出展予定。フォーカルポイントコンピュータは、英Atomic Floydブランドのイヤフォンなど、完実電気も米Monster Cableの新製品として、ヘッドフォン「Beats Solo by Dr.Dre(MH BTS ON SO CT)」(モックアップ予定)などの出展を計画している。


独beyerdynamicの「T1」 英Atomic FloydのHiDefDrum AcousticSteel 米Monster CableのHeatbeats by Lady Gaga(MH BTS IE GA)

 出展企業の新製品情報はフジヤエービックのブログ「目福耳福」で公開されているほか、イベント開催中はTwitterでの速報配信も予定しているという。

 近年、家電量販店にヘッドフォンやイヤフォンの試聴ゾーンが設けられるようになっているが、メーカーや輸入業者が参加し、発売前の新製品に触れられる大規模なヘッドフォン/イヤフォン試聴イベントはまだ少ない。また、環境によって音が大きく変わるピュアオーディオと異なり、ヘッドフォンやイヤフォンはイベントでの試聴でも好みの判断がつきやすいのが特徴。参加の際は愛用のポータブルプレーヤーや愛聴盤、比較用の常用ヘッドフォン/イヤフォンなどを持ち込む事をお勧めする。

□秋のヘッドフォン祭 2009の公式ページ
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/0910_headphone_fes.html
□フジヤエービックのページ
http://www.fujiya-avic.co.jp/
□フジヤエービック デジタル・スタイル・ショップのページ
http://www.fujiya-avic.co.jp/
□フジヤエービックのブログ
http://avic.livedoor.biz/

ビックカメラ池袋本店に「CELL REGZA」が先行展示-高画質などを訴求。30日オープンのヤマダ電機にも

10月30日より先行展示


ビックカメラ池袋本店の展示。「メガLEDパネル」の高画質などを訴求している
 東京・池袋のビックカメラ池袋本店において、10月30日より東芝の「CELL REGZA 55X1」が先行展示されている。

 展示されている場所は池袋本店2階のビジュアルコーナー。10月6日~10日に行なわれた「CEATEC JAPAN 2009」でも一般公開された「CELL REGZA 55X1」を、12月の発売に先駆けて出展しており、高画質などをアピールしている。

 なお、10月30日にオープンしたばかりの、ヤマダ電機「LABI1 日本総本店池袋」にもCELL REGZA 55X1が展示。AV機器を販売する1階に設置されている。


ヤマダ電機「LABI1 日本総本店池袋」での展示
 CELL REGZA 55X1は、高性能メディアプロセッサの「Cell Broadband Engine」を搭載した、液晶テレビREGZAのフラッグシップモデル。アルミボディのディスプレイ部と、Cellを中心としたメディア処理回路を備えたチューナ部で構成する。11系統の地上デジタルチューナと、3系統のBS/110度CSデジタルチューナ、1系統の地上アナログチューナ、3TB HDDを搭載。最新の超解像技術も採用している。

 55X1の発売は12月上旬の予定で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は100万円程度の見込み。月産台数は1,000台。



□ビックカメラのホームページ
http://www.biccamera.com/
□ヤマダ電機のホームページ
http://www.yamada-denki.jp/
□店舗情報(ビックカメラ)
http://www.biccamera.co.jp/shoplist/index.html
□店舗情報(ヤマダ電機)
http://www.yamada-denki.jp/store/index.html

アップル、GUIを一新した「Apple TV 3.0」を公開-Genius Mixにも対応。3.0対応の「iTunes 9.0.2」も

「Apple TV」

10月30日発表


Apple TV 3.0のメニュー画面

 アップルは30日、ネットワークメディアプレーヤー「Apple TV」のアップデータを公開。ユーザーを対象に無料ダウンロードを実施する。最新バージョンは3.0。

 最新バージョンでは、メニュー画面のデザインを一新し、コンテンツへのアクセスをより素早く簡単に行なえるインターフェイスを採用。「iTunes Store」からダウンロードした動画/音楽、写真や、YouTubeなど外部サイトのコンテンツへメインメニューから直接アクセスできる。さらに、iTunes ExtrasやGenius Mix、インターネットラジオにも対応する。

 「Apple TV」(160GB)は、AppleStore価格23,800円で販売されている。

「iTunes 9.0.2」の変更点

 また、Apple TVのバージョンアップに伴い、オーディオ/ビデオ管理ソフト「iTunes」のアップデートも実施。最新バージョンは9.0.2。

 「iTunes 9.0.2」では、Apple TV 3.0に対応。グリッド表示に暗い背景オプションが追加されたほか、アクセシビリティへの対応が向上している。



□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□製品情報
http://www.apple.co.jp/appletv/
□iTunesのホームページ
http://www.apple.com/jp/itunes/

サンワサプライ、自転車対応の防水スピーカーバッグ-プレーヤーを収納してハンドルに装着可能。3,980円

10月30日発売

直販価格:3,980円


 サンワサプライ株式会社は、自転車のハンドル部に装着可能なスピーカー内蔵バッグの簡易防水モデル「自転車対応スピーカーバッグ(簡易防水)」(200-PDA019)を10月30日より発売する。直販サイト「サンワダイレクト」(本店、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店)での限定販売で、直販価格は3,980円。

ウエストポーチとしても利用可能

 ポータブルオーディオプレーヤーなどを収納できるバッグと、アクティブスピーカーが一体となった製品。付属のブラケットで自転車のハンドル部に取り付けて使用できる。ブラケットは360度(12段階)回転でき、本体の向きを自由に変えることが可能。

 外装にEVA(エチレンビニルアセテート)素材を用いたことで、耐衝撃/耐水性を持たせ、アウトドアでの利用に適しているという。また、ベルトループなどに取り付けることでウエストポーチとしても利用できる。

 スピーカーはモノラルで、出力は1.5W。プレーヤーとはステレオミニプラグで接続する。バッグの外側に電源とボリュームのボタンを備え、バッグを開けなくても操作可能となっている。収納部のサイズは約75×70×12mm(幅×奥行き×高さ)。

 電源は別売の単4電池2本を使用する。連続使用時間は約7時間。外形寸法は約150×100×48mm(縦×横×厚さ)。重量は本体が210g、ブラケットが28g。

簡易防水仕様となっている ケースの内部


□サンワサプライのホームページ
http://www.sanwa.co.jp/
□製品情報
http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-PDA019

エソテリック、高純度銅導体採用のハイエンドACケーブル-7N銅の「7N-PC7300」が231,000円。6N銅導体ケーブルも

「7N-PC7300」

11月上旬より順次発売

標準価格:231,000円(7N-PC7300/1.5m)
       103,950円(6N-PC5300/1.5m)


 エソテリック株式会社は、7N(99.99999%)の高純度銅導体を採用したハイエンドACケーブル「7N-PC7300」を11月中旬より発売する。価格は231,000円(1.5m)。ケーブルを延長する際の追加料金は0.5m毎42,000円。

「6N-PC5300」

 また、6N(99.99997%)の高純度銅導体を採用したACケーブル「6N-PC5300」を11月上旬より発売する。価格は103,950円(1.5m)。ケーブルを延長する際の追加料金は0.5m毎9,450円。

 ともに高純度銅を導体素材に使用したACケーブル。導体以外にも音質的に優れた素材を使い、同社が培ったケーブルデザインのノウハウを投入。ACケーブルとして、高いクオリティを追求したという。



■ 7N-PC7300

 主要導体に7Nクラスの高純度銅(7NCu)を使用。優れた伝送特性を維持するとしている。導体構成は、7NCu素線100本の2芯に、スーパーアニール4.5NCuアース線を加えた3芯構造。それぞれの素線のツイスト方向を逆にすることで、線間歪みを低減するという。絶縁体は高分子ポリオレフィン樹脂で被覆し、内部シースにはハイブリッド高分子ポリオレフィンを使用することで、外部ノイズや内部からのノイズを吸収するとしている。

プラグ部

 また銅マイラーテープとUEW被膜編組銅線による2重のシールド構造でノイズを抑制。さらに外被膜にUVポリウレタン採用し、経年劣化を防いでいる。同社では「低周波から高周波まで幅広くノイズを吸収し、広いダイナミックレンジとともに、抜けの良い力感ある低域再生を実現する」としている。ケーブル外径は約16mm(±0.3)。

 プラグの接点部にはベリリウム銅を使用し、高伝導性と耐荷重8kg以上の機械的特性を獲得。またプラグにはプラチナメッキとパラジウムメッキを施しており、音質を向上、経年劣化を防いでいる。プラグ本体は不要振動を抑制する作りを採用。「7N-PC7300の最高特性を引き出す」としている。


■ 6N-PC5300

 主要導体に6Nクラスの高純度銅(6NCu)を採用。優れた伝送特性を維持するとしている。導体構成は、6NCu素線100本の2芯に、スーパーアニール4.5NCuアース線を加えた3芯構造で、中心に電磁波吸収糸を配置。線間ノイズの軽減を図っている。また、絶縁体とシースには高分子ポリオレフィン系の素材を使用。異なる素材を使い分けることで、剛性と制振性を高めている。ケーブル外径は約16mm。

 プラグの接点部は特殊りん青銅を採用。24K直金メッキとパラジウムメッキを施しており、音質を向上、経年劣化を防いでいる。プラグ本体は不要振動を抑制する作りを採用。「6N-PC5300の最高特性を引き出す」としている。


□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/index.html
□エソテリックのホームページ
http://www.esoteric.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.teac.co.jp/news/news2009/20091030-01.html
□製品情報(7N-PC7300)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7npc7300/index.html
□製品情報(6N-PC5300)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/6npc5300/index.html

「Super LoiLoScope」が低価格PCでもフルHD編集可能に-アップデートでIntel G45 Expressチップセット対応

Super LoiLoScope Venus
 株式会社LoiLoは30日、HD動画編集ソフト「Super LoiLoScope Venus」を無償アップデート。IntelのG45 Expressチップセットへの対応や、動画キャプチャ機能の追加などが行なわれる。

 最新の「Ver.1.6.1」にアップデートすることで、低価格PCなどに採用されている、Intelの「クリアー・ビデオ・テクノロジー」搭載のG45 Expressチップセットに対応。処理が重くなるフルHDのAVCHDやMP4の動画編集時などでも、GPUによる再生支援機能が利用できるようになる。

 また、AVCHD Liteなど、1,280×720ドットの動画であれば、2ストリーム同時に再生/編集できるという。なお、高速なCPUとの組み合わせで、2ストリーム以上の再生/編集も可能。詳細な環境については同社サイトで後日案内される。

動画キャプチャに対応

 新機能として、動画キャプチャ機能を追加。WebカメラやHDVカメラなどがPCに接続されると、デスクトップ上にキャプチャアイコンが現れ、キャプチャが可能になる。

 Windows 7のMediaFoundationにも対応。MP4ファイルを追加コーデック無しで再生/編集できる。また、GeForce GT220を使用することで、GPUのみでフルHDのAVCHD動画を2ストリーム再生可能。高速なCPUとの併用で3ストリーム以上にも対応する。さらに、2GB以上のAVIファイル出力への対応や、MPEG-2ファイル出力機能の追加(Windows 7のみ)も行なわれる。

 


 そのほか、下記の不具合の修正が行なわれる。


    ・一部の相性の悪いコーデックを使用しないようにした
    ・動画再生支援を使用していると、ファイルの末尾が再生されない不具合を修正
    ・特定のMP3ファイルが再生できないことがある不具合を修正
    ・再生時のCPU負荷が高くなっていた不具合を修正

 



□LoiLoのホームページ
http://loilo.tv/
□アップデート内容
http://loilo.tv/product/1/desc/50#intel
□製品情報
http://loilo.tv/product/1/desc

ボーズ、「Wave Music」購入でon-ear headphonesプレゼント-3キャンペーンを'10年1月17日まで実施

キャンペーン期間:10月30日~2010年1月17日


 ボーズ株式会社は、「Acoustic Wave Music System II」を購入すると「on-ear headphones」をプレゼントするなど、対象製品の購入で関連アクセサリやボーズオリジナル品をプレゼントする3キャンペーンを10月30日から2010年1月17日まで実施する。


■ 期間限定プレゼントキャンペーン

 オーディオシステム「Acoustic Wave Music System II」と「Wave Music System」、ノイズキャンセリング(NC)ヘッドフォン「QuietComfort 3」を期間内に購入すると、もれなく関連アクセサリをプレゼントする「期間限定プレゼントキャンペーン」。応募手続きは不要で、購入品と一緒にプレゼント品も送付される。

 「Acoustic Wave Music System II」購入の場合、ヘッドフォン「on-ear headphones」をプレゼント。「Wave Music System」購入の場合は、カナル型イヤフォン「in-ear headphones」を、「QuietComfort 3」購入の場合は、専用バッテリパックをプレゼントする。

キャンペーン品のAcoustic Wave Music System II プレゼント品のon-ear headphones
キャンペーン品の「QuietComfort 3」 プレゼント品の専用バッテリ

■ ヘッドフォンマルチメディアキャペーン

 ヘッドフォンやイヤフォン、マルチメディアスピーカーなどの対象製品を購入した場合に、関連アクセサリやボーズオリジナル品をプレゼントする「ヘッドフォンマルチメディアキャンペーン」も実施する。対象製品とプレゼント品は下表の通り。

対象製品

プレゼント品

in-ear headphones

Boseオリジナルウォッチ

on-ear headphones

around-ear headphones

mobile in-ear headset

mobile on-ear headset

SoundDock Series II system

専用ガラス台座

SoundDock Portable system

専用キャリングケース

Companion 5

外部入力拡張ユニット
「IE-3II」

Companion 3 Series II

Computer MusicMonitor

専用キャリングケース

 応募方法は、製品に同梱されている「製品登録カード」または「ご愛用者アンケートハガキ」の通信欄に“プレゼント希望”と明記の上、2010年1月23日までに投函することとなっている。

キャンペーン品のin-ear headphones キャンペーン品のmobile on-ear headset プレゼント品の「Boseオリジナルウォッチ」
キャンペーン品のCompanion 5 プレゼント品の「IE-3II」

■ スピーカースタンドプレゼントキャペーン

 5.1chホームシアターシステム「Lifestyleシリーズ」の「Lifestyle V30」、「Lifestyle V20」2モデルと、2.1chシステム「3・2・1シリーズ」の「3・2・1 GSX SeriesIII」、「3・2・1 GS SeriesIII」2モデルを対象としたプレゼントキャンペーンも実施。名称は「スピーカースタンドプレゼントキャンペーン」。

 対象製品を購入すると、Aコース、Bコースどちらかのプレゼント品を選択可能。詳しいプレゼント品は下記の通り。

【プレゼント品】
<Lifestyleシリーズ購入>
■Aコース:専用フロアスタンド GFS-20(×4本)
■Bコース:専用フロアスタンド GFS-20(×2本)+専用テーブルスタンド GTS-20(×2本)
<3・2・1シリーズ購入> ※カラーはブラック/シルバーから選択可能
■Aコース:専用フロアスタンド GFS-20(×2本)
■Bコース:専用テーブルスタンド GTS-20(×2本)

 応募方法は、製品に同梱されている「製品登録カード」または「ご愛用者アンケートハガキ」の通信欄に“プレゼント希望”、“Aコース”または“Bコース”(3・2・1シリーズの場合は希望するスタンドカラー)を明記の上、2010年1月23日までに投函することとなっている。

キャンペーン品の3・2・1 GSX SeriesIII プレゼント品の専用フロアスタンド「GFS-20」

□ボーズのホームページ
http://www.bose.co.jp/
□キャンペーン情報(期間限定プレゼントキャンペーン)
□キャンペーン情報(ヘッドフォンマルチメディアキャペーン)
□キャンペーン情報(スピーカースタンドプレゼントキャペーン)

東芝、上期テレビ事業は黒字確保。'09年第2四半期決算-コスト削減などで、減収ながら損益改善

 株式会社東芝は、2009年度第2四半期の連結決算を発表した。

 売上高は前年同期比14%減の1兆6,160億円だったが、営業損益は403億円の増益となった。税引前利益は153億円、当期純利益は1億円といずれも黒字となっている。

 1月に公表した「収益改善に向けた体質改革プログラム」に基づき、売上が増加しなくとも利益を確保できる収益体質への転換を図り、コスト削減などを推進。その結果、上期の累計では売上が前年比15%減の2兆9,557億円となったものの、営業利益は27億円の黒字となった。

 第2四半期をセグメント別で見ると、テレビやパソコンなどのデジタルプロダクツ部門の売上が5,861億円(前年同期比1,463億円減)、営業利益64億円(同91億円減)の減収減益。テレビ/HDD装置を中心とするデジタルメディアやパソコンが悪化し、全体でもマイナスとなった。損益面では、パソコンとデジタルメディアの減益により、全体でも減益となったものの、黒字を確保した。上期の累計では、テレビが黒字を確保し、全体では減収ながら黒字となった。

 なお、他のセグメントでは、社会インフラ部門が増益になったほか、フラッシュメモリの増収やコスト削減効果により、電子デバイス部門も黒字化。全体では前年同期比で359億円改善している。

 通期の連結業績見通しについては、下期以降の世界経済の先行きが依然不透明であることを理由に変更は無く、売上高は6兆8,000億円、営業利益1,000億円としている。


ソニー、ウォークマン「NW-A829」などをアップデート-7製品が対象。スピーカー接続時の問題を改善

 ソニーは30日、ウォークマンA/Sシリーズ7モデルのアップデータを公開した。対象製品は、2008年に発売されたBluetooth対応のNW-A828/A829と、2007年発売のNW-S615F/S616F、NW-S715F/S716F/S718F。

NW-S710Fシリーズ NW-S710Fシリーズ

 改善内容は全モデル共通。一部のクレードル搭載スピーカーなどにウォークマンを接続して音楽を再生する際に、接続製品のリモコンまたはBluetooth接続機器で操作すると、音が大きくなるという問題が改善される。

 対象の接続機器は、コンポの「CMT-V3」と、クレードルスピーカー「CPF-NW001」、「SRS-NWGU50」、「SRS-NWGM30」、「SRS-NWZ10」、Bluetoothトランスミッタの「WLA-NWB1」。

CMT-V3 SRS-NWGU50 WLA-NWB1


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ウォークマンのホームページ
http://www.walkman.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/support/walkman/information/info_091029.html
□ダウンロードページ(NW-A828/A829)
http://www.sony.jp/support/walkman/download/nw-a828_fw.html
□ダウンロードページ(NW-S615F/S616F)
http://www.sony.jp/support/walkman/download/nw-s615f_fw.html
□ダウンロードページ(NW-S715F/S716F/S718F)
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「オリンパス・ペンE-P1」の女性エンジニアに訊く~若手設計者の起用で新しいカメラ作りに挑戦

 「オリンパス・E-P1」の販売が好調だ。7月3日の発売以来、「予想を超える受注を頂いています」(広報部)というほど。このE-P1では、若い世代の女性社員を積極的に開発メンバーに加えるなど新しい取り組みで、よりよい製品作りを目指したという。

 今回は、E-P1のメカニズム設計、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)デザイン、アクセサリー企画を担当した商品開発部の女性3名にお話を伺った。

オリンパスイメージング開発本部 商品開発部 商品開発3グループの片岡摂哉グループリーダー(中央)、同開発本部 商品開発部 商品開発3グループの岩久恭子氏(左)、事業本部デザインセンター プロフェッショナルグループ課長代理の加瀬賀子氏(右) オリンパスイメージング イメージング事業本部SB推進部 市場開拓グループの小松聰子プロダクトリーダー

カメラからにじみ出る女性らしさを

 「国内の供給は落ち着いてきましたが、海外ではまだバックオーダーを抱えている状態です」と話すのは、E-P1の開発リーダーを務めたオリンパスイメージング開発本部 商品開発部 商品開発3グループの片岡摂哉グループリーダーだ。

 E-P1は、デジタル一眼レフカメラのサブカメラとしてはもとより、デジタル一眼レフカメラに興味があったが躊躇していた層にも大いに売れたという。また、女性にも人気が高いとのことだ。

E-P1(シルバー)。装着レンズは、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(パンケーキレンズ) お話を伺った「オリンパス技術開発センター石川」(東京都八王子市)。カメラ、顕微鏡、情報機器に加えて、生産技術の開発も行なっている。なお、小松氏のみ新宿モノリスビル(本社)でお話を伺った

 「開発の現場では女性も男性も別なく仕事をしています。とはいえ、今回のE-P1には、スタッフに加わった彼女たちならではの、きめ細やかな心遣いが加味されたと思います。E-P1は比較的高価なカメラといえますが、そうした配慮も女性ユーザーの共感を呼んだのではないでしょうか」(片岡氏)と話す。

片岡摂哉氏。「E-P1は標準ズームキットよりも、趣味性の高いパンケーキレンズを含むキットの方が売れています」

 片岡氏は、開発をスタートさせるに当たって若いメインバーでチームを構成したいという希望を出した。「今までの一眼レフカメラとは違うのもということで、カメラというものをもう一度リセットして見直したかったんです。どうしても、カメラ設計のプロだとカメラ作りのルールに縛られてしまいます。ここはこうなっていなければならないんだという……。今回はそういう色の付いていない人も入れて構成したいということがありました」(片岡氏)。

 中でも、女性メンバーを加えることは片岡氏が強く希望した部分だ。「うまく言えませんが、女性が設計をしていくと、最後に女性的なところが少し入るんじゃないかというイメージがありました」(片岡氏)。とはいえ、“女性らしさ”を積極的に込めることはしていない。女性に受けるように作ることで、かえってあざとくなってしまうという懸念があったからだ。事実片岡氏は、“女性ユーザーを意識して作れ”と言う指示は出していなかった。

触っていて心地よい上質な操作感を

 オリンパスイメージング開発本部 商品開発部 商品開発3グループの岩久恭子氏は、外装チームの1人として主に後カバーのメカニズム設計を行なった。理工学部機械工学科から新卒で入社し3年目になる。

岩久恭子氏。「E-P1は持つ喜びのあるカメラだと思います。持ち歩くだけでも楽しいですね」 E-P1の後カバーユニット
E-30

 大学の研究室では、「トライボロジー」と呼ばれるベアリングの動きなどに関する研究をしていたそうだが、機械工学科といえば女性は比較的少ない学科だの1つだ。「もともと動くものに興味があり、特にロボットのようなものをいつか自分で作れるようになりたいという希望があって、一番近いのが機械工学科でした」と話す。その後、多くの人が使うコンシューマー製品に携わってみたいという思いと、写真が趣味だったのでカメラに関わりたいとカメラ会社への入社を決めた。

 オリンパスを選んだのは、会社説明会で自分が広い部分を担当できるという印象があったからだ。入社後は、「E-30」のダイヤル部やボタンなど操作系の設計を手がけてきた。E-P1の後カバー設計では、品位のある操作感にこだわった。


背面のダイヤルは2つとも岩久氏が設計した 後カバーの裏側

 岩久氏は、E-30の開発プロジェクトが終わらないうちにE-P1のチームに入った。「急に異動になり驚きました。私がE-P1のプロジェクトに入ったときに、ミラーレスで凄く小さくするというカメラのコンセプトを知らされて、まず欲しいなと思ったんです。外観のイメージも凄く格好良かった。このカメラをいい製品にしようと、かなり高くモチベーションを持てました」(岩久氏)。

 E-P1のコンセプトに従って、触っていて心地よく、かつ操作が楽しくなるような操作系を目指していたという。部材の動きは自分の理想とするイメージを実現するために、先輩設計者や過去の製品からアイデアをもらうこともあった。当時は入社2年目でわからないことだらけだったと振り返るが、単に既存の機構を引用するのではなく、新しい製品に適したものになるよう心がけた。「従来より小型になっているので、今までの一眼レフカメラの上質感を崩さないように小型のボディに操作系を入れ込むことが難しかったです」(岩久氏)。カメラのコンセプトがしっかりしていたことが、設計の上で役立った。

開閉の感触にこだわったという端子カバー 開けたところ
岩久氏はモードダイヤルの組み込みも担当した

 ダイヤルのクリック感がよりなめらかになるようにしたほか、端子カバーの開閉もなめらかさを追求してカムの形状などを工夫した。また背面のボタンもゴム部材を入れるなどして、押した際に安っぽさが出ないようにした。「E-P1のユーザーには、毎日肌身離さず持ち歩いてずっと手元に置いて欲しいです。どうやったら愛着を持ってもらえるかと考えて設計したので、それが伝われば嬉しいです」と岩久氏。

 一方で、多くのユーザーが使うからこそ、自分が気に入らなかった部分は恥ずかしいという。「本当はダイヤルがもう少し滑らかに回るようにしたかったんですが……。今後の課題ですね。でもそれ以外の部分はほぼイメージ通りに仕上げることができました。今後は、外装以外の部分も設計してみたいですね」(岩久氏)。


・そのほかの外装部品の一部

トップカバー 同裏側
ボトムカバーの裏側
側面カバー 同裏側

 写真を撮るのはずっと趣味だったという岩久氏。近所の公園に出かけては、景色や花などを撮影しているという。自身はシルバーのE-P1を選んだ。「特にヘアラインの金属感が好きです。どちらかというとメタリック調なものに惹かれます」(岩久氏)。レンズ交換式のカメラを使ったのはE-P1が初めてで、これまではトイカメラのロモ「スメナ8M」などを愛用していた。それだけに、E-P1でもアートフィルターはかなり活用しているとのこと。トイフォトとポップアートがお気に入りだそうだ。

 「散歩やピクニックなど自然の中で遊ぶのが好きなのですが、写真を手軽に残せるのがE-P1のいいところですね。旅行なども荷物が多いと『今回はコンパクトデジタルカメラでいいか……』となりがちだったのですが、E-P1を手にしてからはどこにでも持って行きたいと思うようになり、写真を撮る機会が増えました。実際に自分がカメラを使う幅が広がることで、設計にフィードバックできる部分もあるのではないかと思います」(岩久氏)。

ペンF ペン

 ちなみに、銀塩カメラの「ペン」シリーズは使ったことが無かったとのこと。印象を訊ねると、「ペンFは、外観が格好いいと思いました。当時としては斬新なデザインだったのかなと思います。スタイリッシュで男性に受けそうなイメージです。ペンは、かわいらしく、女性にも人気が出たのがわかります」(岩久氏)。

“カメラの操作を楽しめる”新ユーザーインターフェース

E-P1から搭載した新操作系「ライブコントロール」。2つのダイヤルが、縦と横のバーと連動して項目を選択できる

 さてE-P1といえば、背面の2つのダイヤルでホワイトバランス、ISO感度、アスペクト比などを変更する新操作系「ライブコントロール」の搭載もトピックだ。ライブコントロールは、縦横2軸のバーに表示されるアイコンで項目を選ぶ方式で、素早くパラメーターの設定ができる。

 オリンパスのデジタル一眼レフカメラはこれまで、液晶モニターに表示されたパラメーターの一覧からダイレクトに項目を変更できるスーパーコントロールパネル(スーパーコンパネ)を搭載していた。片岡氏によれば、スーパーコンパネは一定の評価を受けていたとのことだが、E-P1では“ライブビューを活かした操作感を出したい”との考えから操作系を見直すことにしたという。


加瀬賀子氏。「E-P1はボディの質感にこだわったカメラなので、GUIの形1つ、アニメーションの動き1つに至るまで気を遣ってデザインしました」

 このライブコントロールにおけるGUIをデザインしたのは、オリンパスイメージング事業本部デザインセンター プロフェッショナルグループ課長代理の加瀬賀子氏だ。加瀬氏は工学部の工業意匠科でデザインシステム論を専攻。デザイナーがデザインを発想するメカニズムや、そうした発想を手助けするツールについて研究していた。卒業後はシステム開発会社でWebディレクターとして働くが、「もっとユーザーに近い場所で、自分の意志を持って物作りに携わりたい」という想いから6年前にオリンパスへ転職した。

 大学時代はフィルムのAF一眼レフカメラを使用しており、サークルの記録係を務めるなど加瀬氏にとってカメラは身近な存在だった。会社を移ることになる2003年に、オリンパスはフォーサーズ規格の第1号機となる「E-1」を送り出した。「E-1の登場で一眼レフカメラがデジタルに移行し始めた年でした。それまでカメラというと、ユーザーインターフェースよりも外装のデザインや性能が重視されていました。これからは、システム的な使い勝手をカメラの中に取り入れる時代が来ると思ったんです。だったら、自分もそれに関わってみたいとオリンパスを選びました」(加瀬氏)。


E-1

 オリンパスに入社後はデザインセンターに身を置き、一貫してカメラのGUIデザインを担当してきた。最初にGUIを手がけたのはコンパクトデジタルカメラの「μ-mini DIGITAL」(2004年発売)。その後しばらくコンパクトデジタルカメラのGUIデザインを行ないつつ、「E-500」で、初めてデジタル一眼レフカメラのGUIをデザインした。それ以来、ほぼすべてのEシステム(レンズ交換式デジタルカメラ)のGUIをデザインしてきた。

 「当時E-300を持っていたのですが、E-300のスーパーコンパネは対応する各キーを押さなければ値を変更できず、すごく不便に思っていました。ですからE-500のGUIデザインは、どうしてもこれを解決したいと開発への参加をお願いしたのです。変えたい場所の値をすぐに変えられる……マウスを使うPC画面のように、ダイレクトな操作性をイメージしていました」(加瀬氏)。

 その結果E-500からは、スーパーコンパネ上でカーソルが動き、従来より簡単に値を変更可能になった。そのほかにも、E-300では一眼レフカメラに合わせたダークトーンの色調だったGUIをE-500ではできるだけで輝度を上げたコントラストの高い配色にした。当時の液晶モニターでは、明るい屋外での視認性が悪かったためだ。しかしながら、一眼レフカメラらしい落ち着きも必要なためノウハウを重ねて落とし込んだものを「E-30」などで採用している。


E-300 E-300のスーパーコンパネ
E-500 E-500のスーパーコンパネ

 加瀬氏がE-P1のプロジェクトに参加したのは、カメラの形ができあがりつつある頃だった。「産休が明けてすぐにE-P1のGUIデザインに取り組みました。E-P1のコンセプトを聞いて、このカメラを担当できるのは正直ラッキーだと思いましたね。これまでとは全く違ったコンセプトのE-P1を見て、これだったらスーパーコンパネを作ったときのように新しいことができるのではないかと感じました」(加瀬氏)。

 スーパーコンパネは液晶モニター全面に表示するため、大きくて視認性は良かったがライブビュー表示を隠してしまう問題があった。ライブビュー表示を遮ることなく、設定値を変更することでどんな描写の変化が起こるのかしっかりと見えるGUIが必要だった。初期のデザイン案では、ダイヤルを模したグラフィックやバーを2段に重ねるアイデアを出した。「ただ、操作部材を目立たせることよりも写真をスッと撮れるUIこそ、このカメラに相応しいということになり最終的に直線的なデザインを採用しました。あまり奇をてらったデザインにするよりも良かったのではないかと思います」(加瀬氏)。ライブコントロールのような操作系を取り入れたいという声は、以前からさまざまな関係部署から上がっていたという。そうした意見が良い形でまとまったのがE-P1だったと加瀬氏は話す。

E-P1のスーパーコンパネ。一覧性は高いが、ライブビューを覆ってしまうのが難点

 片岡氏も、「スーパーコンパネの登場で、カメラの設定はより簡単になりました。ただし、設定を変更したときの仕上りをイメージできるのは、一部の写真に慣れている人です。写真の上手下手は、その設定が何を行なっているのかわかっているかどうかで差が付いてしまう部分もあったと思うんです。カメラに慣れていないユーザーは、設定を結局触らないで撮影してしまうことになります。ライブコントロールでは、操作と結果を結びつけたことで、従来カメラに詳しい人だけができた操作を、画面で試しながら簡単に撮影できるようになりました」と自負する。

 「写真を撮るという行為に対して、いままでは撮影することと設定することの間に凄く距離がありました。今回のライブコントロールで、もっと気軽に設定をしてもらえるようになったと思います」(加瀬氏)。

 さて、ライブコントロールのバー部分をよく見ると、グレーの背景にうっすらとグラデーションが掛かっているのがわかる。これは、真っ黒な被写体や真っ白な被写体であってもライブビューとの境界線を見やすくするための工夫だ。研究の結果、被写体の明るさや色がさまざまで合っても視認性が良くなることが判明した。

 「背景はグレー単色の方が設計やプログラミングの面では簡単です。しかしそれでは見た目がもったりしてしまいます。実際の撮影でグラデーションはほとんど感じることは無いかもしれませんが、それくらい自然に使ってもらえるGUIに仕上がったと思います」と加瀬氏。実は、もう1つこだわった部分がある、HDMI接続でテレビに出力した際のフォントだ。「これは凄く綺麗ですから是非見て欲しいです」(加瀬氏)。


ライブコントロール。ライブビューを見ながら設定ができる。よく見るとバーの背景がグラデーションになっている

 メニュー画面を始め、ほかにもチャレンジしたい部分は多かったという加瀬氏。しかし、「いろいろな部分に少しずつ食い込むよりも、ライブビューに特化しよう」という片岡氏の一声で、E-P1ではライブコントロールに集中することにした。この辺りは次期モデルでの進化を楽しみに待ちたい。

 「ペンは、今後シリーズとして展開していきます。E-P1のさまざまな部分をさらに進化させていかなければなりません。彼女たちも次の機種というのは常に意識しています。今回できたところ、できなかったところを次の機種に昇華させた形でつなげたいと思います。新機種の開発は順調ですので、是非期待していてください」(片岡氏)。

 デザインする上で参考にしているものは? の問いには、「まずインターネットと携帯電話ですね。それから、PCのソフトウェアも良くチェックしています。GUI以外では、街中のサインや公共施設の案内板などピクトグラムをよく観察しています」(加瀬氏)。特にiPhoneはくまなく使い込んでいるという。今後は、カメラをよく知るためにも、UIデザイン以外の仕事もしてみたいそうだ。また、カメラ以外の製品も手がけてみたいとのことだ。

 「E-P1は、愛着を持って長く道具として使っていただけるカメラに仕上がったのではないかと思います。ご自身だけではなく、次の世代にも自慢して渡せるようなカメラになれば嬉しいです。気に入ってる部分ですか? ありすぎて困ります(笑)。なかでも、アートフィルターのクォリティは手前味噌ながら凄く高いと思っていて一押しです」(加瀬氏)。アートフィルターは、ライトトーンとデイドリームをよく使うという。また、ドラマチックに撮りたいときはラフモノクロームを選ぶそうだ。「個人的には、広角系の単焦点レンズがあればモノクロを撮るときにいいかなと思っているんです」と楽しそうだ。


μ-mini DIGITAL

 E-P1の反響は大きいが、岩久氏同様に嬉しい反面怖いという。「μ-mini DIGITALのときは、自分の分身が世の中に出ていっていじめられるんじゃないかとドキドキしていました。以来慣れては来ましたが、それでも今回は怖かった。それだけに、使いやすいという声を頂くと泣きたくなるくらい嬉しいです」(加瀬氏)。

 ところで加瀬氏は、旦那様との購入協議の真っ最中でまだマイE-P1を手にしていないとのこと。一眼レフカメラはE-300とE-510を使っており普段はμ-mini DIGITALを愛用している。「以前は料理や風景なんかを撮ることが多かったんですが、今はダントツで子どもですね(笑)」(加瀬氏)。E-P1のカラーはシルバーが欲しいとのことだ。岩久氏もシルバーを気に入っていたが、色別の売れ行きはどうなのだろう?

 カラー別の男女比までは調査し切れていないとのことだが、出荷全体の3割をホワイトが占めるという。当初、ホワイトの割合は2割弱程度と予想してたそうだ。「男性はシルバーで、女性はホワイトというイメージもあったのですが、男性の方で白を買われる方や、女性でシルバーがいいという方が、我々が思っていたより多かったようです」(片岡氏)。

アクセサリーは今後さらなる充実を目指す

小松聰子氏。「E-P1のアクセサリーはこれからどんどん増やしていきます」

 最後にお話を伺ったのは、E-P1のボディジャケットやストラップなどアクセサリーを企画したイメージング事業本部SB推進部 市場開拓グループの小松聰子プロダクトリーダーだ。

 小松氏はオリンパスに入社してまだ1年余り。もともと商品企画という仕事に興味があり、“誰かが欲しいと思っているものを、きちんとした形にして世に出したい”という想いから生活雑貨の商品企画をしていたという。その後、カメラケースの企画に携わりたいと希望してオリンパスに入った。入社して最初に深く関わったのはE-620用の斜めがけロングストラップだ。ケースやストラップに関しては、E-P1の時点ではほぼ1人で担当していたが、現在では複数のメンバーが担当している。

 本革カメラジャケット「CS-10B」と本革ショルダーストラップ「CSS-S109LL」は、E-P1と同時に発売したが、まもなく想定を数倍も上回る受注が入った。8月の中頃から供給が追いつかなくなり、9月始めには品不足の告知をするに至ってしまった。

 「ボディジャケットとストラップを合わせると8千円強します。当初、このような価格のアクセサリーは多くは売れないというのが社内の声でした。ところが蓋を開けてみると、思っていた以上の注文があったんです。品薄なのが大変申し訳なく、今のところ自分のE-P1には別のストラップを付けています。現在は、供給が徐々に追いつきつつあります」(小松氏)。カメラ本体の売れ行きが良かったのもあるが、E-P1ユーザーのアクセサリー購入率がかなり高かったことも要因だった。同社のレンズ交換式デジタルカメラの中では最も高いそうだ。


本革ボディージャケットと本革ショルダーストラップ(ホワイト) 同ブラウン

 E-P1用のボディジャケットとストラップの開発が始まったのは2008年の暮れから。カメラの大きさや機能がほぼ決まり、発売予定時期の見通しが立った頃だ。カメラのコンセプトに基づき、ケースやストラップはどうあるべきか話を進めていった。

 年が明けるとプロジェクトを結成して本格的に開発が始まった。まず、社内のデザイナー十数人にE-P1というカメラの世界観を説明して自由にアクセサリーを発想してもらった。その際は、“小型のフォルムを活かすデザイン”という部分を強調したという。製品化には結びつかなかったが、「伸び縮みするバッグ」といったアイデアも出てきたとのこと。そうした中から、E-P1に相応しいものをピックアップし、製品化に向けた検討を行なった。

「ボディジャケットは革で覆おう部分が少なく、フォルムをきちんと作る技術的な部分で苦労しました」(小松氏)

 「カメラを使う人の日常にどれだけ入り込ませることができるかが、E-P1向けアクセサーの役目だと思います。とにかくE-P1を大切にしてもらえて、使う楽しみを加速させるためにどうすればいいか考えています。アクセサリーを付けることで、カメラを持ち歩く回数が増えたら嬉しいですし、友達に自慢してくれたらもっといいですよね(笑)」(小松氏)。

 このプロジェクトは実際に発売するアクセサリーを作るためのものだが、もう1つE-P1の新しい世界観を探すためのプロジェクトでもあった。そのため、製品化を見送ったアクセサリーも実際に形にしている。こちらは、強度などを考慮することなく、できるだけデザイナーの案に忠実に作った。「実際に製品化できるのは、皆さんが素敵だなと思う最大公約数でなければなりません。ですから、それ以外であっても、デザインとしておもしろいものは形にしました。イベントなどで関係者にお見せしています」(小松氏)。こうした試作品は好評だったとのことだが、実際に売れるコストで提供するのが困難であったり、また強度など安全性のクリアが難しいことから製品化の予定は無いとのこと。


試作品として製作したアクセサリー。今のところ製品化の予定はない
デザイナーによるボディジャケットの最終案。製品化の際に変更した部分があることがわかる

 一方の製品化したボディジャケットとストラップだが、デザイナーの最終案とはやや異なった仕上りになっている。安全性を考慮して金具を変更したり、製造行程の関係から本来一続きの部材を分割した部分などだ。「デザイナーの案を100%活かすのが理想ですが、やはりそれは難しくジレンマがありました。デザイナーのデザインを極力活かしながら、安全性などの基準をクリアしなければなりません。製品化の苦労といえますが、そこをくぐり抜けていくのも仕事のおもしろさですね」と小松氏は話す。

 「ボディジャケットとストラップの出来に関しては、小川(オリンパスイメージング イメージング事業本部の小川治男副本部長)からプラスの評価を貰っています。しかし、アクセサリーのアイテム数が少なかった点については『こんなもんじゃない。どんどん出していけ』ということになりました。アクセサリーを充実させるという当初の目標からはほど遠いというのが現状です。ここは大いに反省しています」(小松氏)。今後は、さまざまなユーザーに向けていろいろなシーンを提供できるようグッズのバリエーションを増やしていきたいという。「みなさんが、あっと驚くものは必ず出したいと思います」(小松氏)。今後のアクセサリー展開にも注目していきたい。


本革ショルダーストラップは、いわゆる「プロ結び」に対応しているとのこと(小松氏) ボディージャケットとストラップの色につてもさまざまな検討を行なった
小松氏が“弁当箱型カメラケース”と呼ぶ「CS-11」。オンライン限定で発売したところ1カ月半で完売した。「社内では、『こんなケースにカメラを入れる人はいないよ』と言われたのですが、強引に商品化したところ健闘しました(笑)」(小松氏)

 今回、アクセサリーの開発には別の苦労もあった。E-P1は新コンセプトのカメラとあって、社内でも情報管理が特に厳しかったそうだ。協力工場にボディジャケット依頼するときも、これまでは製品版に近い実機(プリプロダクト品)を渡してサイズを合わせてもらっていたが、E-P1に関しては形だけのクレイモデルだけで製作を依頼した。

 「プリプロダクト品を渡すことができれば、さらに精度の高いものができたのかもしれないという思いは少しありますね。E-P1は社内であっても、ほかの社員の目に触れないように移動したりと気を遣いました。機種名が決定してからも、今回は発表までコードネームで呼んでいたほどでした」(小松氏)。

 さて小松氏はアクセサリーの担当者とあって、普段から街往く人のカメラは日々チェックしているそうだ。「特にどんなカメラにどんなストラップを付けているのかは、相当観察しています。東急線沿線にはおもしろいカメラアクセサリーをした人が多いですね。ファッションとの関係もよく見ています」とのこと。自身はホワイトのE-P1を愛用中だ。

 「もともと写真が趣味だったわけではありませんが、前職がカタログ通販に関する仕事だったので写真が命でした。ですので、写真というものが単に風景を切り取ったものではないということは自覚していました。本格的に写真を撮り始めたのはE-P1を買った3カ月前からです。いろいろな“モノ”を撮影することが多いですが、なかなか写真が上達しないのが悩みですね。お台場のガンダムも撮りに行きました」(小松氏)。E-P1はツインレンズキットを買ったそうだが、ほとんどパンケーキレンズで使用しているという。


プロジェクトに参加したデザイナーからのイメージ提案の1つ。バッグの下部にカメラを隠せる構造とのこと

 小松氏は現在、仕事の傍らMBA(Master of Business Administration:経営学修士)の夜間コースに学んでいる。平日のほかに土曜日も授業があり、なかなかハードなのだそうだ。仕事をしていく中で、なぜこういうことをしないとビジネスが成り立たないのかを知りたくなったのが入学の理由という。

 「社会人になってから学ぶことで得られるのは、考えたことをアウトプットして形にするという訓練という部分が一番大きいです。そういう意味では、仕事の上で役立っていると思います。受講生の年代は30~40代が中心ですが、多岐にわたる業界の人が集まります。例えば、前の会社では日本限定で仕事をしていましたが、オリンパスではワールドワイドで仕事をしなければなりません。そうしたときに、同じようにワールドワイドな視点で仕事をしている別の会社の同級生を見て、考え方のヒントを得ることもできます。また、自分より少し年上の受講生のキャリアを見ることで、こうやって進めばいいんだという参考にもなります」(小松氏)。

 全く違う業界の友人から受ける刺激も大いにあるという。「そのひとのバックグラウンドによって、ものの捉え方や考え方が全く違うということを身をもって知ることができます。ものすごく高額な異業種交流会に2年間通うような感じですね(笑)」(小松氏)。

 ところで、小松氏の現在の趣味はピアノとマンガとのこと。「インドアの趣味ばかりなので、アウトドア派の人がどんな気持ちで写真を撮っているのか知るためにも、アウトドアの趣味を作るのが今後の課題です(笑)」。


パナソニック「LUMIX DMC-GF1」でポートレートを撮ってみました


 今回は、パナソニックの「LUMIX DMC-GF1」でポートレートを撮ってみた。モデルはカレンちゃん。使ったレンズは「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」1本。全てJPEG+RAWで撮影し、付属の「SILKYPIX Developer Studio 3.0 SE」で現像、掲載サイズの1,699×2,544ピクセルへ縮小しつつJPEGへ変換した画像を掲載している。

 DMC-GF1の主な仕様は、有効画素数1,230万画素の4/3型Live MOSセンサー、最大記録画素数4,000×3,000ピクセル、ISO感度AUTO/インテリジェントISO/ISO100/200/400/800/1600/3200、バッテリーはバッテリーパック「DMW-BLB13」、記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、アスペクト比3:2で3型の約46万ドット広視野角TFT液晶モニター……など。マイクロフォーサーズシステム規格対応のデジタルカメラだ。また「AVCHD Lite」や「QuickTime Motion JPEG」などHD動画にも対応している。

 特徴は、同じくマイクロフォーサーズシステム規格対応デジタルカメラの「オリンパス・ペンE-P1」とは違い、このコンパクトなボディにストロボを内蔵していることだろう。筆者はあまり気にしないのだが、友人などは「E-P1は凄くいいのだけど、ストロボが無いから……」と言う話をあっちこっちで聞いている。そう言う意味でこのDMC-GF1は注目度抜群! 筆者も最近E-P1でポートレートを撮ったばかりなので、比較的記憶も残っており、どう違うか書き易い。

 今回カメラの設定は、全てISO100、撮影モードは基本的にモードP(プログラムAE)なのだが、プログラムシフトを使ってできるだけ絞り開放近辺で撮っている。カラーなど色関連の設定はデフォルトのまま何も触っていないが、後でRAW現像しているため、色に関しては基本的に本体の設定はあまり関係無い。

 また「ポップ」、「レトロ」、「ピュア」、「シック」、「モノクローム」、「ダイナミックアート」、「シルエット」、「カスタム」の独自の発色を持つ「マイカラーモード」は、撮影後RAW現像で設定出来ず、撮影時に指定する必要があるため、一応一通り試したものの、被写体がポートレートだと向かないものもあり、今回大丈夫だった3パターンを文末に掲載しているので参考にして欲しい。


 使った印象であるが、AFも含め作動は速くAFも問題無く決まっている。「カシュン!」と言うシャッター音もなかなかいい感じだ。「後ダイアル」は「普通に回す」パターンと、「一旦押し込み回す」パターンと2モード持っている。この部分が少し慣れるまで手間取ったが、ユーザーインタフェースも良くできており非常に扱い易いカメラだ。バッテリーは今回計800枚程度撮っているが、インジケータに変化は無かった。RAW+JPEGの平均的なサイズは15MB前後。これだけの容量を毎回書き込んでの状態なので、バッテリーの持ちは良い方だと思われる。

 「LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.」はコンパクトで見た目も含めこのボディにベストマッチ。ホワイトボディでも違和感は無い。35mmフィルム換算40mmの画角もこの手の撮影には合っている。本来、開放近辺よりも少し絞った方が写りはシャープになるのだが、開放近辺でもこれだけシャープに写れば不満は無い。もちろん現像時に極度なシャープネスは施していない状態だ。

 そして筆者的に気に入ったのが付属のRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0 SE」を使った時のこの発色。JPEGもカラーモードやコントラストなどをカスタマイズすれば近い雰囲気になるかも知れないが、個人的に「派手」+「濃い目」+「ハイコントラスト」な絵が好みなので(好みのテイストと違う人には申し訳ないが)今回掲載した写真は全て、この雰囲気になるよう現像パラメータを触っている。

 色関係で主に触った部分は「カラー」と「コントラスト」。カラーは「記憶色1」として、コントラストはカット毎に調整した。また、後半の白い衣装は白とびが気になるカットのみ「ダイナミックレンジ拡張」している。ホワイトバランスはあまり変更しなかったので、そい言う意味では割と正確な方だろう。この記憶色1は、ご覧のように彩度が高く明るい感じの絵となるのが特徴だ。ただ「ちょっと彩度が高過ぎるかな!?」と思った時だけ彩度をマイナスしているものの、多くのカットはそのまま。同時に撮影しているJPEG(上段左上)をここへリンクするのでその色の違いを見て欲しい。デフォルト設定のJPEGの発色は、彩度が浅めでコントラストも低い。素材性重視と言う見方もできるが、ユーザー層を考えるともっとパッキリした絵を出してもいい気がする。

 いずれにしても前回のE-P1+OLYMPUS Master 2も含め、純正のRAW現像ソフトは、カラーモードの変更があるとは言え、どうしても無難な色にまとまっているイメージを以前から持っている。ソフトウェア的には熟成しつつあるので、+αの部分でもう少し冒険してもいいのではないだろうか。

 ただ1つだけ欠点をあげれば、「カメラのカラーモード」と「SILKYPIX Developer Studio 3.0 SEのカラーモード」に関連性が無いことだ。例えば標準の状態で撮ったJPEG画像と、同時に保存しているRAW画像を同じく標準の状態で現像しても結果が違う。当然の事ながら、カメラのカラーモードと現像ソフトのカラーモードが1対1で対応していない。この辺りは他社が作っているアプリケーションをバンドルしているだけに難しい部分だと思うが、できれば調整もしくは互換モードが欲しい。

 以上のようにDMC-GF1、レンズ交換式で手のひらサイズのコンパクトなボディ、SILKYPIXを使った多彩な現像、そしてストロボ内蔵と、完成度は非常に高い。マイクロフォーサーズシステム規格対応デジタルカメラとしてだけでは無く、カメラとして魅力的に仕上がっている逸品だ。

・マイカラーモードの一部

レトロ

ピュア

モノクローム

actress カレン
photographer
西川和久
パナソニックDMC-GF1
LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.


ユーエヌ、カメラ底面に取り付ける「STグリップ」

ユーエヌは、「STグリップ」5製品を11月6日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。

型名 製品名 対応機種 店頭予想価格
UNX-5634 3極スイッチSTグリップ 2.5プラグ EOS Kiss Digital Xなど 8,800円
UNX-5635 3極スイッチSTグリップ ニコン10pin D3、D2Xs、D2X、D2Hs、D2H、D1X、D1、D300、D200、D100など
UNX-5636 3極スイッチSTグリップ キヤノン3pin EOS-1Ds Mark III、EOS-1Ds Mark II、EOS-1D Mark III、EOS-1D Mark II N、EOS-1D Mark II、EOS-1Ds、EOS 1D、EOS 5D、EOS 40D、EOS 30D、EOS 20D、EOS 10D、EOS D60、EOS D30、EOS D2000など
UNX-5637 3極スイッチSTグリップ ソニーα用 α700、α350、α300、α200、α100など
UNX-5638 3極スイッチSTグリップ オリンパス用 E-30、E-620、E-520、E-510、E-420、E-410、E-P1など
3極スイッチSTグリップ 2.51プラグ 使用例
各製品の接続端子

 カメラの底面に三脚穴を利用して取り付ける縦型のグリップ。トリガーボタンを引くとレリーズを行なう。半押し動作にも対応し、測光、フォーカスロックなども可能。

 スイッチコードをカメラに接続しない場合でも、「通常撮影時やビデオ撮影時のグリップとして安定した撮影を可能にする」としている。

 本体サイズは40×75×125mm(幅×奥行き×高さ)、重量は145g。コードは2.5プラグ用、ニコン10pin用、キヤノン3pin用が200mm、ソニーα用が250mm、オリンパス用が190mm。


ユーエヌ
http://www.un-ltd.co.jp/

ユリシーズ、イタリアンバケットレザー製のカメラケース

 ユリシーズは、レザー製のカメラケース「ボルセリーノ」と「ボルセリーノ2」を25日に発売した。価格はともに6,615円。ともに本体カラーはブラウンとチョコレートを用意する。

ボルセリーノ2(ブラウン) ボルセリーノ2(チョコレート)

 素材にイタリアンバケットレザーを用いたコンパクトデジタルカメラ用ケース。収納部とフラップの間に隙間を設けることで、カメラにストラップを装着したまま収納することが可能。背面上部にカラビナを備える。

 ボルセリーノとボルセリーノ2の主な違いは、ボルセリーノ2のみ内張りに帆布を使用する点。またボルセリーノ2では、ストラップ装着用にDリングを増設できる(追加費用315円)。

 内寸はともに115×34×75mm(幅×奥行き×高さ)。ただし収納の目安として、自動開閉レンズキャップを装着したリコーのGXシリーズ(奥行き40mm)を収納可能としている。

ボルセリーノ(左からブラウン、チョコレート)
背面

ユリシーズ
http://ulysses.jp/
製品情報(ボルセリーノ)
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製品情報(ボルセリーノ2)
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