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2009/3/31

誕生日

まずはたくさん祝福してくれた友達に感謝する。
 
そして毎年のようにこの日は親に覚えてもらえない。
 
最後、余計にお母さんに怒られ、さらに殴られた。
 
 
でも最悪とは言えない。少なくともEvenにいろいろ教わった。
これからどうすべきか、どのような形で進んでいけばいいか、ちゃんと分かった。
後はどうやって実行していくの問題だ。
それに関しては自分でなんとか頑張るから。
 
本当にありがとうございました。

前人未到!浜崎あゆみ、デビューから11年連続首位

   アーティスト・浜崎あゆみの通算10枚目のオリジナル・フル・アルバム『NEXT LEVEL』(25日発売)が、発売1週目で24.1万枚を売上げ、4/6付週間アルバムランキングで首位に初登場。浜崎にとっては1stアルバム『A Song for ××』をリリースした1999年以降、10年連続でアルバム首位獲得しており、今回の1位獲得でデビューから11年連続という前人未到の記録を達成したことになる。

 同作には3/9付週間シングルランキングで1位を獲得した、最新シングルの「Rule」「Sparkle」を始めとする全14曲が収録されている。通常のCD盤に加え、全楽曲14曲に歌詞データ、ミュージックビデオ6本を収めたUSBメモリー版で発売されたことも話題となっていた。

 その他、東方神起『The Secret Code』は15.8万枚を売上げ初登場2位。TOP10入りは2作連続通算3作目であり、自身、そして日本を除くアジアの男性グループのアルバムの最高位につけた。

 一方、4/6付週間シングルランキングでは3人組テクノ・ポップ・ユニット、Perfumeの今年第1弾シングル「ワンルーム・ディスコ」が、発売1週目で7.7万枚を売上げ首位に。昨年7月発売の「love the world」以来、2作ぶり通算2作目のシングル首位獲得となり、09年も好調なスタートを切ったといえそうだ。

misonoがハリウッドデビューを発表

   歌手の倖田來未とmisonoが31日(火)、姉妹初のコラボシングル「It’s all Love」の発売記念イベントを都内で行った。イベントで今後の活動について語ったmisonoは「6月にハリウッド映画に出る。ハリウッドデビューしたんです」と日米韓合作映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』の出演を報告し「いろんなことをやりたいと思う」と胸を躍らせた。

 サプライズながらも5000人が集まったイベントで倖田は「姉妹でこういう機会(発売記念)に歌うのは初めて」と大興奮。misonoも「アーティスト“misono”としてカッコつけてます」とバラエティ番組などで見せる一面は封印して同シングルを熱唱した。

 発売前から注目を集めた姉妹コラボだが、misonoが「最初で最後っす。2人で前から決めていたこと」と1回限りであることを発表。倖田は「紅白? 話が来たら嬉しい。最高の親孝行になるかも」と年末の風物詩での姉妹出場に期待を寄せた。

 イベントでmisonoは、ハリウッドデビュー作で主題歌「終点~君の腕の中~」を担当することも明かし、女優として参加した映画での初の楽曲提供かつ書き下ろし曲に向け「全部日本語ですけど」と語りながらも意欲をみせた。一方の倖田は、アルバム『TRICK』を引っさげての全国ツアーを始動する。

 なお、今回のコラボ曲発売を機に第一興商は本人ボーカル入りソロパートカラオケ『Premier DAM』を4月7日より配信することを発表。これにより、デュエット曲を1人でも擬似的に楽しむことが可能となる。

X JAPANドーム公演、出演メンバー未定もチケット完売へ

   5月開催予定のロックバンド・X JAPANの東京ドーム2days公演のチケットが、YOSHIKIの公式サイトの先行発売のみで動員予定数10万枚を超える応募があり、すでに完売状態であることが30日(月)、わかった。ベース・HEATHの契約トラブルにより出演メンバー未定という前代未聞の事態に見舞われたが、先日の会見でHEATHと前向きな話し合い中であることを明かしたYOSHIKI。「必ず素晴らしいコンサートにする」と士気は高まっている。

 ステージに登場するメンバーが未だ正式に確定していないものの、5月2日(土)、3日(日)に強行される同ライブ。4月18日の一般発売に先駆け、今月25日(水)にYOSHIKIの公式クレジットカードサイトで、28日(土)に公式携帯サイトで行われたチケットの先行販売では、そんな心配をよそにファンの間でチケットの争奪戦が繰り広げられたようだ。HEATHの所属事務所とのトラブルが発覚して、やきもきするファンも少なくないだろうが、YOSHIKIは同ライブで「突破口を開く」と力強く宣言するとともに「ぜひ来てほしい」と呼びかけていた。

 YOSHIKIは29日(日)に、昨年5月に起きた中国・四川大震災の震災地を慰問。自殺や事故で親を亡くした子供たちをライブに招待するなど活動が、中国政府から称賛された。これまで国外の人が踏み入れることのなかった被災エリアを訪問し、生々しい現場を目の当たりにした。現在、被災者救済のためYOSHIKI基金の設立を準備中だ。

MSN自動車メールマガジン 2009.03.31‏

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2009/3/30

「東京タワー、郊外からよく見える」…都心乾燥が原因?

   東京郊外からの東京タワーの見え方に異変が起きている。

 半世紀近く富士山と東京タワーの目視観測を続けている成蹊中学・高校(東京都武蔵野市)の気象観測所によると、ここ数年、富士山を望める日数に大きな変化はないが、東京タワーの見える日が急増したという。観測所では、都心のヒートアイランド現象が影響していると見ている。

 同校では関東大震災の後の1926年、教師や生徒が気象観測を開始。42年に管区気象台の補助観測所に指定され、76年にその業務を終えた後も、教育の一環として観測を続けている。同校屋上から富士山(南西約85キロ)、東京タワー(東約17キロ)の観察を始めたのは63年1月。毎朝9時、肉眼で見えるかどうかを記録してきた。

 観測所の責任者を務める宮下敦教諭(49)によると、63~2008年で目視できた平均日数は、1年に富士山が70・8日、東京タワーは122・5日。ところが昨年は、それぞれ96日と244日で、東京タワーは観測開始以来、最多を記録した。

 富士山の見える日数に大きな変化はないが、東京タワーが見える日はここ数年、200日前後で推移。70年代は100日前後で、それに比べると倍に増えている。特に、冬場に見える日が増えたという。

 遠くの物がよく見えるのは空気が乾燥してもやが減るため。冬場の太平洋側は、乾いた季節風が吹き込むために乾燥しがちだが、70年代よりも増えているのは、大気汚染が改善されたことに加え、冬のヒートアイランド現象が関係しているとの見方が出ている。

 例えば、1月の平均最低気温。気象庁によると、この50年で都心部(東京・大手町)は3・77度も上昇している。これに対し、8月の平均最高気温は0・23度しか上昇しておらず、ヒートアイランド現象は意外にも冬の方が顕著だ。もやの原因となる空気中の水蒸気は、気温が上がると地表から逃げる。このため空気が澄んで、都心側の見通しがよくなったという仮説が成り立つという。

toto売上 史上最高897億円に

   日本スポーツ振興センターは30日、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の2008年度売上額が史上最高の897億4142万3500円に達したと発表した。約656億円を売り上げた最高当せん金6億円のBIG(ビッグ)がけん引し、過去最高だった01年度を250億円以上上回った。この結果、地方自治体やスポーツ団体への助成金は100億円以上を確保できる見通しとなった。

ブラウンGP勝利の裏側で


Photo F1-Live.com


ブラックリーのスタッフにとってはほろ苦い週末に

ブラウンGPのCEOを務めるニック・フライは従業員のおよそ40%を近く解雇するという報道を認めた。

元Honda Racing F1の関係者がブラックリーの拠点で働く700名のスタッフのうち275名が解雇されるという書簡を受け取ったと明かしたことは先週お伝えした通り。

オーストラリアで新たに生まれ変わったチームが1-2フィニッシュで勝利を収めたその日、「そうしなければならないのは非常に残念ではあるが、これはテクニカルレギュレーション変更によるものであり、今やわれわれはプライベートチームなのだ」と語ったフライ。

また、ブラウンGPはメルボルンでリチャード・ブランソン卿のヴァージングループと重要なスポンサーシップ契約をかわしており、ブランソン卿は今回の契約が新たな独立系チームにとって“数千万ポンド”の価値があると認めている。

しかし、Honda時代と比べれば年間予算はかなり少額となるだろう。

フライは「現時点では700人のスタッフがいるが、430人までに縮小する方向で話し合っている。そうだね、(B・A・R時代の)2004年くらいだろうか」と述べた。

エクレストンとの話し合いを明かすモントリオール市長


Photo F1-Live.com


多くのFOTAメンバーが早急に
レースを開催してほしいと望む場所は北米

モントリオールのジェラルド・トランブレイ市長は29日(日)、カナダGP復活に向けたバーニー・エクレストンとの話し合いが行われたことを明かした。

今年初開催の予定でカレンダー入りしているアブダビGPの主催者団体が世界的な金融危機により、予定に遅れが出ていると伝えられる中、その代替案として今年のカナダGP復活もあるかもしれないとの報道に反応を示したトランブレイ市長。

「2011年それから2010年の復帰についてバーニー・エクレストンと話し合った」とトランブレイ市長は『Montreal Gazette(モントリオール・ガゼッタ)』に認めた。

しかしながら、一度だけアブダビの代わりにレースを開催するためにモントリオールを提供するつもりはないとするトランブレイ市長はこう語る。

「2009年だけ、ということはしたくない。われわれの支払い能力を尊重する長期的契約が望ましい」

それでも、モントリオールの主催者団体が今年のレースを開催することは可能だと主張している。メルボルンではカナダGPが復活するとして10月ではないかとうわさされていた。

「レースを何年にもわたって主催してきた優れた人材が多くいる」

サーキット・ジル・ビルヌーブでの伝統的なカナダGPのプロモーターは昨年、レース開催料に関してF1最高権威のエクレストンと仲たがいした。

それよりも前に対立したのはもう1つの北米戦だったアメリカGPで、インディアナポリスでのレースは2007年を最後に開催されていない。

馬鹿なアクシデントと反省するベッテル


Photo F1-Live.com


強力な走りを見せていたベッテルだったが・・・

レッドブル・レーシングのシーズン開幕戦オーストラリアGPのポジティブなポイントを探そうとしている人がいたら、スピードに優れた信頼性の高いクルマ、素晴らしい予選、表彰台へと力強いレースを見せていた新しいドライバーなどに気付いていただきたい。

しかし、フィニッシュ4周前にセバスチャン・ベッテルがBMWのロバート・クビサとクラッシュしたことで、そういったポジティブな要素もぼやけてしまった。そして、その後さらに状況は悪化。クラッシュはセバスチャンの落ち度とされ、クルマにダメージを負ったにもかかわらずコースを走り続けたとしてペナルティを科せられてしまった。

このふたつのペナルティとして、来週末のマレーシアではベッテルのグリッドポジションが10番降格。そして、コースからすぐにベッテルを退去させなかったチームには5万ドルの罰金が科せられた。

素晴らしいスタートを切ったベッテルは第1コーナーでブラウンGPのバリチェロを抜き、その後、55周目まで2番手を走り続けた。レース終了後のベッテルはこのように語った。

「2位という素晴らしいポジションだったが、馬鹿なアクシデントを起こしてしまった。コーナーに回り込んだときは僕の方が前にいたが、スピードをキープすることができなかった。ロバートは硬いタイヤを履いていたので、僕よりもずっとスピードがあった。接触した時は彼が前にいたが、僕は行き場を失ってしまった。あのアクシデントでふたりともレースが終わってしまったことは残念だった。彼を通すべきだったか? 戦うのが当然だろう」

「チームには申し訳ないと思っているし、ロバートにも申し訳ないと思っている。僕は自分のレースを終わりにするつもりもなかったし、彼のレースを終わりにするつもりもなかった。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。冬のオフシーズン中も僕たちは頑張って働いたし、クルマもとても良い仕上がりだった。今日はペースも良かったので、微笑む理由はあるよ」


最初の不運はスタート直後のウェバーとバリチェロの接触だ。これでマークは順位を上げるチャンスを失ってしまった。

「ホームレースだったのに悔しい出来事だ。ダメージを負ったクルマで走らなければならないことに落胆していた」と、ウェバーは言う。

「ファンのためにも良いリザルトを達成したかったが、次のレースから全力を尽くして遅れを取り戻したい。オーストラリアで良い結果を出せれば良かったけどね」

「スタートは悪くなかった。ターン1へ入るときもクリーンに抜けることができるように用心していたが、ルーベンスが横からかなりのスピードでぶつかってきた。それでおしまいだ」

「かなりのダウンフォースを失った。クルマに大きなダメージを負っていたので、その後は戦うことができなかった。チームにとってはタフな1日だったが、僕たちは復活する。マレーシアがわずか1週間後なので嬉しいよ」


チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チームの雰囲気をこのような言葉でまとめた。

「セバスチャンは素晴らしいレースを戦っていたのに、全くがっかりな最後になってしまった」と、クリスチャン・ホーナーは言う。

「ペースも良かったし、ジェンソン・バトンとも戦おうとしていた。完ぺきなレースだったと思うが、最後のクビサとのアクシデントは、ソフトタイヤだったのでいずれにせよ不利だった。最高のフィニッシュまであと2周だった」

「しかし、クルマのペースはとても良かった。予選のパフォーマンスもそれに助けられた。1週間後のマレーシアの次のレースは自信を持って臨むことができる。マークは不運にもレース1周目でアクシデントに巻きこまれ、ホームレースが台無しになってしまった。クルマの走行距離を伸ばすために、敢えて彼を走らせ続けた。ミルトンキーンズのメンバーも素晴らしいチームワークで仕事に取り組んでくれたのに、非常に残念な結果だ。今日の結果は不本意だが、来週は反撃に転じたいと思う」

ダブル入賞を決めた2人のセブ


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ブエミのデビュー戦に満足するチーム

トロ・ロッソのクルーたちは、何とも言えない気持ちでピットからシーズン開幕戦の展開を見つめていた。

2008年度はセバスチャン・ベッテルがチームの成功に大きく貢献してくれた。だから、チームの全員が彼の健闘を祈り、最終的にはレース優勝者となったジェンソン・バトンに追いついて欲しいと思っていた。しかし、残り数周という所でベッテルとクビサが絡んだ時、もうひとりのセブが初出場のレースでポイントを獲得することが明らかになった。

ベッテルの悲しみが、ブエミの喜びに急転した。ブエミは初出場でポイントを獲得した58人のエリートたちの仲間入りを果たした。最近ではボーデ、ベッテル、リウッツィとレッドブルのドライバーたちがこのグループに顔を揃えている。そして、ブエミはポイントを獲得した4人目の最年少ドライバーとなった。レース終了後のブエミはこのように語った。

「初レースで初ポイントを獲得することができてとてもハッピーだ。アクシデントがあったのは僕たちにとってちょっとラッキーだったのかも知れないが、あのアクシデントがなくても僕たちは悪くない成績だった。戦略も成功だったし、自分のレースにはとても満足している。今日の結果は嬉しい。初出場のレースでポイントを獲得できたことで、いくらか肩の荷が下りた。新車のテストの時間があまりなかったことを考えると、チームは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。本当に夢みたいだ。金曜日にはこんな結果になるとは思っていなかった。僕たちにかなりの可能性がある証拠だ」

彼のチームメイトもレースの結果を同じように喜んでいた。(最終的には)再びオーストラリアでポイントを獲得することができたボーデはこのように語っている。

「序盤は本当に大変だった。3周走っただけでオプションタイヤにグレイニングが出てしまった。何台もに抜かれて、チームに呼び戻された。第2スティントは悪くなかったけどね。セーフティカーが導入になった時には、最後まで走りきれるだけの燃料がないことが明らかだった。だから、あと数回セーフティカー導入があれば助かった。最終スティントが36周もあって、最初は燃料の重さでクルマが本当に重かったからね。すごく危ない瞬間もあったが、クラッシュしなくてラッキーだった。その後、シートベルトが緩んでしまったので、体のポジションを固定するのに苦労した。来週末のマレーシアは今回よりはもう少し力強いレースが戦えると思う」

そしてレース終了後に新たな展開が。トゥルーリがイエローフラッグ中にハミルトンを抜いたとしてペナルティを科せられた。このおかげでブエミが7位、ブルデも8位となり、2人揃ってポイントを獲得することになったが、これを除けばトロ・ロッソにはほとんど関係のないことだった。

2009年初のポイント獲得を果たしたトロ・ロッソにとっては嬉しいレースだったが、今回のレースはHonda撤退後に見事な復活劇を見せたブラウンGPが驚異的な勝利を果たしたレースとして歴史に残るだろう。ジェンソン・バトンがレース優勝、チームメイトのルーベンス・バリチェロがそれに続く2位完走を果たした。

ベッテルとクビサのクラッシュの後、レースはセーフティカーの後ろで最後を迎えることになったが、その時点ではトヨタのヤルノ・トゥルーリは3位完走だった。しかし、その後ヤルノは12位へ降格、彼のチームメイトのティモ・グロックが4位に昇格した。3位は昨年度世界チャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位はルノーのフェルナンド・アロンソ。ブエミと素晴らしい戦いを見せたニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)が6位完走となった。

6位? そう、これはトロ・ロッソのコンストラクターズチャンピオンシップの結果だ。

レース? ポールポジションからスタートしたジェンソンはきれいに逃げ切ったが、ルーベンスはポジションを落とし、ウェバーと接触。このアクシデントのとばっちりでハイドフェルド、スーティル、コバライネンが修理のピットインをすることになった。これで、ベッテルが2番手に上昇し、マッサが3番手へ。クビサ、ライコネン、ロズベルグ、バリチェロ、中嶋、ピケまでがトップ10。

18周目の中嶋のクラッシュでセーフティカー導入となったため、2周後には全車両が少なくとも1回は燃料補給をしていた。45周目から47周目はフェラーリ勢に不運が。壁に接触したライコネンはどうにか走り続けるが、2周後にはマッサがピットレーンでリタイア。その時、同時にレースをリードするバトンが最後のピットインを行った。

残り6周の時点でもバトンが圧倒的な強さで、それに続くトップ10は、ベッテル、クビサ、ロズベルグ、バリチェロ、トゥルーリ、ハミルトン、グロック、アロンソ、ブエミ。残り2周でクビサが2番手のベッテルに追い抜きを仕掛けるが接触。クビサのBMWがレッドブルの前でスピンし、2台はクラッシュしてコースアウト。これで2回目のセーフティカー導入となった。

ベッテルはフィニッシュラインまでどうにかクルマを走らせようとするが、最終的にはクルマを止めるしかなかった。最終ラップにライコネンがリタイア、そして、レースはセーフティカーの後ろで幕を閉じた。トロ・ロッソのふたりのドライバーの結果に喜んだチーム代表のフランツ・トストはこのように語っている。

「ブエミは初レースで1ポイントを獲得(実際は2ポイント)。F1ドライバーとしての素晴らしいスタートを切った。デビューレースでのポイント獲得は、ドライバーの才能の証だ。トロ・ロッソに彼を迎えることができたのは、レッドブルのおかげでもある。予選成績も素晴らしかった。もう少し運が有ればQ2進出も可能だったと思うので、マレーシアではそれを目指したい。スタートの1周後には10番手に上昇し、ミスのないレースでロズベルグとおもしろい戦いを見せながらもポジションを守った。彼は正しい方向へ進んでいる。我がチームのドライバーラインナップは素晴らしいと思う」

オーストラリアGP決勝後の記者会見パート2


Photo F1-Live.com


トゥルーリの努力は水の泡に・・・

オーストラリアGPで歴史的な勝利を挙げたブラウンGPのジェンソン・バトンがメディアからの質問を受けた。両脇に並んだのはチームメイトのルーベンス・バリチェロと、トヨタのヤルノ・トゥルーリ。だが、トゥルーリはこの会見後にペナルティを科され、ポイントをはく奪されている。

Q: ジェンソン、2つ質問があります。まず、念願の2勝目を達成したことで、ひげを剃るつもりはありますか?

ジェンソン・バトン: ひげは自分で気に入っているし、彼女もこれがいいって言ってくれてる。それが何よりさ!

Q: なるほど。次に、今日の圧倒的なパフォーマンスを見ると、あなたとルーベンスでチャンピオンシップを争うことが現実味を帯びてきました。88年のセナvs.プロストの現代バージョンとなるのでしょうか?

バトン: そうなってほしいね。僕らがシーズン中ずっと、速さとアドバンテージを保てたらいいと思うけど、たぶんそうはいかないだろう。でも、見方としては正しいと思うよ。僕らは二人ともすごくコンペティティブだから、お互いに激しく競い合うだろう。この数年、チームメイトとしてやってきたのを見れば分かるはずだ。でも、他のチームもすぐに追い上げてくると思うし、次のマレーシアとか、違うタイプのサーキットになると、ここではあまりコンペティティブじゃなかったチームが上がってくるかもしれない。ベッテルのペースにはちょっとびっくりしたよ。プラクティスを見ていた限りでは、これほどの速さがあるとは思っていなかった。すごくいいペースだったよね。だから楽勝なんかじゃないし、これからの数レースも簡単にはいかないだろう。でも、二人共コンペティティブなのは事実だし、いいクルマを手に入れ、同じポジションに立っている。僕らが先頭争いをしても何ら不思議はないさ。

Q: ルーベンス、スタートで何が起きたんですか?

ルーベンス・バリチェロ: アンチ・ストールが作動してしまった。理由は分からない。データを見て、何が起きたのか調べないといけないけど、とにかくクルマが動き出したとたん、アンチ・ストールが作動してニュートラルに入ったんだ。それを回復させてクラッチを戻し、走り出したんだ。その際、スロットルを大きく開けるから、ホイールスピンを起こして出遅れてしまった。1コーナーでは誰かのインに入った――十分止まれたし、誰ともぶつからずに済むはずだったんだけど、オーバースピードのマクラーレンに追突され、レッドブルの横に突っ込んでしまった。何度も言うように、これでレースは終わったと思ったよ。幸いクルマが頑丈で、走り続けることができた。

Q: ジェンソン、今日一日で過去2年間より多くのポイントを獲得しましたね。この2年間の低迷ぶりを象徴していると言ってもいいでしょうか?

バトン: 2年分足したよりも多いの? ああ、そうかもしれない。そのとおりだよ。それはひどいね。信じられない! 言うとおりだよ。過去2年は本当に厳しかった。僕ら二人ともね。昨シーズンのクルマは手に負えなかったんだ。どのコーナーでも、何が起こるのか予想がつかないんだ。まるで獣のようなマシンを扱わないといけなかった。だけど、チームに優秀な人々がいることは分かっていた。昨シーズンは期待したようなクルマを作れなかったけど、その分このクルマにすべてを注いだんだ。その結果、以前のようにいいクルマが作れることを証明できた。あとは改良を続けて、シーズン中のアップデートが強さを維持させてくれることを願うだけさ。

Q: ジェンソン、この24時間ほどの間にリチャード・ブランソンと話したことがあれば、聞かせてください。

バトン: まだ、ちゃんとした話はしていないよ。自分の仕事に集中していたから、話してる暇はなかった。

Q: ヤルノ、まだ少々早いですが、今日のパフォーマンスを見ると、トヨタはチャンピオンシップ争いができるといえそうですか?

ヤルノ・トゥルーリ: 断言するのは難しいね。一番手強そうなこの二人に、今日は近寄れなかったから。ただ、冬の間からいい感触は得ていた。初めてクルマをテストしたときから、すぐにポジティブなコメントができたんだ。多くはチームのおかげだけど、僕自身も経験を生かし、方向性を示してきたつもりだから誇らしく感じている。最初にクルマをテストしたときは僕らしかいなかったから基準がなかったけど、すぐに、これは僕にとっていいベースラインだって言ったんだ。ようやく、僕に良し悪しの判断ができ、取るべき方向性を示せることを証明できたから、とてもうれしいよ。だって、ドライビングだけじゃなく、チームを導き、引っぱる才能もあるってことだからね。自分の欲しいものを手に入れることができたし、チームは僕とティモのために頑張ってくれていて、雰囲気もいい。見てのとおり、結果に重要なのは、誰がドライブしているかということじゃなく、いいマシンを手に入れることなんだ。だから、みんなには本当に感謝している。今日の結果は、その感謝の気持ちをみんなに示す最高の方法だった。トヨタは正しい方向、正しい道を進んでいる。でも、3位になったからといって、チャンピオンシップを戦えるかというと、まだちょっと早いね。

Q: ジェンソン、2つお願いします。まず、最後にセーフティカーが出てきたときはどう思いましたか? チェッカーを受ける瞬間の感動が損なわれてしまったとは思いませんでしたか? それともこれで勝ったと思いましたか? 二つ目は、これで今まであなたの才能を疑っていた人々を見返してやったという思いはありますか? そのためにはいいクルマが必要だと言い続けてきましたよね。

バトン: セーフティカーが出たときは、“このままフィニッシュするんだ”とは考えていなかった。そうじゃなくて、“ああ、またセーフティカーか”って感じだった。でも、ラインを越えればレースに勝てる。一番最初にラインを踏めたんだから、その方法は関係ないさ。セーフティカーがいようといまいと、感動は同じ、まったく変わらないよ。完璧な方法でレースに勝ったんだから。

2つ目の質問は何だっけ? この勝利は僕とチームのためのものだ。それしか考えていない。過去にあれこれ言った人たちにやり返す必要なんてないんだ。ポジティブなコメントをしてくれた人もいっぱいいるし、そういうときはうれしくなるよ。ネガティブなことをいわれたからって、僕が反撃する理由は何もない。ただ、ここにいられてうれしいし、そのためにに血のにじむような努力をしてきたんだ。


Q: 皆さんにお聞きします。FIAがこのレースの結果を覆すことはあると思いますか? それについてどうお考えですか?

バトン: ドライバーの僕たちがどうこうできる問題じゃない。僕らはショーを見せるだけ。そして、与えられたものでベストの結果を出すだけさ。この週末はそれを実践した。これからの数レースでも、あるいはシーズン中を通して、同じことを繰り返し、あとは見守るしかない。今はこの勝利を楽しんでいるよ。勝ったのは事実なんだから。それは変わらないと思っている。

バリチェロ: どうするかはFIAのさじ加減一つだ。でも、FIAはすでにクルマをチェックして合法だと言っている。だから、変更があるとは思っていない。

Q: ルーベンスとヤルノ、レースをしてみて、新しいルールはオーバーテイクを増やしたと感じましたか? それともあまり変わらない?

バリチェロ: 今その質問に答えられるかどうかは分からないな。このレースはちょっと特異だったから、詳しいコメントはマレーシアまで待ってほしい。僕たちは視界が悪化し、気温の下がる夕方5時にレースをしていた。そのため、みんなそれぞれバランスが異なっていたんだ。あるところではウイングを使ったりしなくても、オーバーテイクできた。だから、やりやすくなったとはいえないかもしれない。ただ、チームによって、タイヤ温度に他よりも問題を抱えているところがあった。だから、詳しい答えはマレーシアまで持ち越そうと思う。

トゥルーリ: レースは少し面白くなったと思うよ。ショーとして、オーバーテイクも増えてね。とにかく、日暮れのレースは陰が問題で、どこを走るか慎重にならなければいけなかった。悲観的なわけじゃないけど、僕は、1秒から1.5秒ぐらい遅いフィジケラに何周も抑えられてしまったんだ。どうしても抜く必要があったから、プッシュして何度も攻略しようとしたけど、できなかった。多少は改善されているのかもしれないけど、今のところ僕のレースには何の変化も感じられない。もう少し様子を見るしかないだろう。オーバーテイクのチャンスが増えてくれたらうれしいよ。僕らだけじゃなく、見ている人たちもそう思っているはずだ。

Q: ジェンソン、あなたは最初のテストから、このようなことが可能だと思っていましたか? もしそうだとすれば、クルマの何が変わったのでしょう? そして何があなたにそれほど自信を感じさせるのですか?

バトン: バルセロナで4周走ったところで、コンペティティブなクルマだと感じた。クルマを降りてタイミングボードを見たときもそれを実感した。僕の考えでは、クルマとタイヤのマッチングがいいことが関係しているような気がする。去年のクルマをスリック・タイヤで走らせたときも良かったんだ。もちろん、マシン的に大幅に進歩しているのは確かだよ。昨シーズンよりメカニカル面でずいぶん良くなっているから、低速コーナーでの動きがいいんだ。これもスリックと関係しているけどね。

まだ少し改善の余地はあるけど、空力的にもいいと思う。メルセデスもいい仕事をしていて、エンジンのドライバビリティは初めから良好だった。エンジンと、ドライバビリティに関しては少し改善の必要があったけど、それを6日か7日でやり遂げたというのがすごいね。理由は一つだけじゃないんだ。パッケージ全体が改良されている。でも、まだベストではないと思うよ。

オーストラリアGP決勝後の記者会見パート1


Photo F1-Live.com


2006年以来の勝利に歓喜するバトン

29日(日)に行われたオーストラリアGP決勝は、ブラウンGPの1-2フィニッシュという結果に終わった。レース後の公式記者会見には、勝利したジェンソン・バトンと2位のルーベンス・バリチェロ(共にブラウンGP)、さらに3位でチェッカーを受けたヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が出席した。しかしレース後、トゥルーリにはペナルティが下されることが決定し、12位に後退している。

Q: ジェンソン(バトン)、今日は後方でたくさんのクラッシュがありましたが、場合によってはあなたがそれに巻き込まれる可能性もあったと思います。しかし今日のあなたは安定した美しいレースを展開されましたね?

ジェンソン・バトン: 見た目のほうが実際よりも楽に見えると思うよ。レース序盤の数周は素晴らしかったと思う。うまくペースを上げられたんだ。だけどセーフティカーが入ってからはタイヤに熱を入れることが難しくなった。マシンはボトミングするようになり、セーフティカーラップでは何回もフラットスポットを作ってしまったよ。そのためにバイブレーションが出るようになった。明るさの面でも難しかったね。先頭を走っていたからそうでもなかったと思うけど、みんなにとっては問題になったかもしれない。だけど、素晴らしい1日だったよ。セーフティカーラップで終わったのがラッキーだという人もいるだろうけど、気にしないさ。僕は今日のレースに勝利したんだから、その事実だけで十分さ。とにかく、みんなに最大の感謝を捧げたい。この数か月はトラウマを抱えるような厳しい日々だったんだ。だからチーム全体に感謝したい。難しい状況の中でも力強さを保ってくれた僕の家族にもね。

Q: ルーベンス(バリチェロ)、素晴らしい2位を獲得されましたね。この結果はチームのパフォーマンスに後押しされたものですが、マシンが速いだけでなく力強いことも判明しましたよね?

ルーベンス・バリチェロ: 強かった、とても強かったよ。レースでは後ろから誰かにぶつけられたし、フロントも誰かと接触したんだ。タフなレースだったし、ジェンソンも言ったように楽な戦いじゃなかった。だけどあのようなスタートの後は、まさか表彰台に立つことになるなんて思わなかったよ。スタートではアンチストールが作動してしまい、ギアがニュートラルに入っちゃったんだ。だけどすぐにリカバリーした。それでもライバルたちよりも遅れ、さらにマクラーレンの1台に後ろからぶつけられたんだ。僕は横を向いてしまい、さらに誰かに接触した。マシンはこのクラッシュでダメになったと思ったけど、なんとか生き延びたね。それでも第1スティントではノーズが良くない状態だったし、ブレーキングスタビリティも悪くてキミ(ライコネン/フェラーリ)に接触してしまった。彼はドアを閉めてきたから、僕は避けることができなかったんだ。レース中はいろいろな感情を覚えたけど、とにかくファンタスティックだったね。2番グリッドからのスタートだったけど、レース序盤はとにかく1つでもいい順位になろうとだけ考えていた。だから2位は最高さ。

Q: ヤルノ(トゥルーリ)、第1コーナーで起きた接触を考えれば、ピットレーンは最高のスタート場所だったのかもしれませんね?

ヤルノ・トゥルーリ: 昨日は落胆したけれど、今日は特にチームにとって素晴らしい1日になった。僕はピットからスタートしたから第1コーナーのアクシデントを避けることができたんだ。それからはとにかく激しくプッシュ、プッシュ、プッシュの連続さ。マシンはいい状態だったんだ。素晴らしい結果を手にできたし、僕のチームであるパナソニック・トヨタ・レーシングに感謝したい。彼らはここまで素晴らしい努力を重ねたんだ。冬の間一生懸命働いてくれたおかげでファンタスティックなマシンを手にでき、今日の結果が生まれたんだよ。昨日は落胆したけど今日は巻き返すことができた。僕らは正しい方向性を持てているってことだろうね。

Q: ジェンソン、明るさがあまり良くなかったとおっしゃっていましたね。2回目のピットストップ以降は路面温度も下がっていましたが、ソフトタイヤ(スーパーソフトコンパウンド)を履いたあなたはハードタイヤ(ミディアムコンパウンド)を履いたロバート・クビサ(BMWザウバー)のプレッシャーを受けていましたね?

バトン: ピットストップではミスしちゃったから不満だよ。ピット前で制止するときに間違えて2速ギアで入ってしまったんだ。だからギアがニュートラルになってしまった。本当は1速ギアを使わなければいけないんだけど、ちょうどマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)が前にいたことで混乱してしまったんだ。とにかくそれでタイムをロスしてしまったよ。メカニックたちはタイヤ交換を終えてから給油を始めなければいけなくなったからね。そのために5、6秒は失ってしまった。だけどちゃんと先頭でコースに戻れたことは良かったと思う。これは僕がプッシュしていたこともあるし、チームの努力のおかげでもあるね。今日はちょっと難しくしちゃったかもしれないけど、とにかく勝ってこの場に来ることができた。

Q: レース終盤は影が長くなったことで路面温度が下がったと思いますが、どんなコンディションでしたか?

バトン: 本当に難しかったよ。こんな広いサーキットなのにコーナー出口が見えないなんてちょっと変な気分だった。薄目の色がついたヘルメットバイザーを選んだんだけど、それが功を奏したね。だけど太陽の日差しが木々によって変化し、難しい状況になっていた。進む方向を間違えることだって簡単だったし、特に難しいコーナーで明るさに問題があったことが大変だったよ。かなりタフだったしプライムタイヤ(ハードタイヤ)の発熱も問題があった。とにかく第2スティントではタイヤを温めることができなかったんだ。

Q: ルーベンス、スタートでは何があったのでしょう?

バリチェロ: エンジン回転数も良くてマシンが動きだしたんだけど、アンチストールが作動してしまったんだ。アンチストールっていうのはエンジンを守るためのシステムだよ。正しい回転数じゃない時にギアをニュートラルに入れてくれるんだ。とにかく動き出してからはコース中央に寄ったんだけど、誰かわからないけどマクラーレンの1台がかなりのスピードで僕の後方に接触してきた。それで僕もレッドブルかトロ・ロッソのマシンに当たってしまったんだ。かなり大きな接触だったからレースは終わったと思ったよ。でも僕らが速いことがリアディフューザーのおかげだと思っている人たちがいるよね。だけど今日は後ろからぶつけられたことでディフューザーが完全に壊れてしまったんだ。それでもマシンは力強さを発揮した。路面温度が下がってからは最高のペースではなかったけど、それなりの速さを発揮していた。とにかくいいマシンってことさ。

Q: ヤルノ、ピットレーンから素晴らしいレースを展開されましたね。しかしあなたは56周目にハードタイヤを履いたロバート・クビサとソフトタイヤを履いたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の接触のすぐ後方にいました。路面には破片などが落ちていたのではないですか?

トゥルーリ: 今日のレースではいろいろなことがたくさんの来たよ。とにかく前方集団に追いつくためにできる限りプッシュした。レース序盤、中盤、終盤と全体を通してたくさんオーバーテイクしたんだ。目標とする順位がなんだったのかはわからないけど、とにかく1つでも上の順位目指して可能な限り戦ったんだ。僕はラッキーだったけど、とにかくファンタスティックなマシンを提供してくれたチームに感謝したい。

Q: ジェンソン、1954年フランスGPでファン・マヌエル・ファンジオがメルセデスを駆って成し遂げて以来の1-2フィニッシュです。今日のあなたはメルセデス・ベンツエンジンを搭載して同じことをやってのけました。素晴らしい結果を得た今、どんな感情を抱いていますか?

バトン: この勝利は僕だけのものじゃなく、チーム全体のものだ。この流れを維持していきたいと思うし、このマシンをさらにコンペティティブにしていきたいと思う。僕らには限られたリソースしかないけれど、とにかく先頭にとどまりたい。チーム全体が最高の仕事をしてくれたし、まさに今日のような結果を得るためにハードワークを重ねてきたんだ。チームにとても感謝しているし、この流れをマレーシアに持っていきたいね。

Q: ジェンソン、これからは誰かがあなたを脅かすかもしれませんね?

バトン: 無線で担当エンジニアに“次戦ではピンチな状況を授けてくれよ”って、レース最初の5周を終えて2番手以下に5秒の差をつけたんときに言ったんだ。とにかく最高の瞬間だったよ。

Q: まったくの新車でポールポジションを獲り、さらに勝ったことを信じられますか?

バトン: ルーベンスが楽な状況を生み出してくれたことで、僕は最初の数周で5秒の差を後ろにつけることができたんだ。とにかく最高だったし、素晴らしいリズムで走れたよ。僕はベッテルのタイムをチェックしながら走った。彼がどう考えて走っているか知りたかったし、僕のペースを築くためにもそうしたんだ。すべてが文句なしで良かったし、それから1回目のセーフティカーを迎えることになった。でもそこでタイヤを温めることが難しくなったんだ。こんなことはこれまでに経験したことがなかったけど、マシンのボトミングに苦しんでいたんだ。セーフティカーが出て行ったあとにブレーキングをしたら、左フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまったよ。そのスティントは明るさが低下してきたこともあってすごく難しくなった。コーナーの出口が見えなかったけど、なんとかいいタイムを刻み続けることができた。最後のピットストップでは所定の位置を少し過ぎてしまったために、メカニックたちは4、5秒作業をすることができなかったからロスにつながった。僕のベストレースではないけれど、とにかく勝つことができたんだ。僕自身もチームもまだまだ改善の余地はあるだろうし、それこそエキサイティングなことじゃないか。とにかくフリー走行だけの速さじゃなかったことを証明できた。冬季テストでほとんど走り込めなかったのにね。

Q: 最終スティントではクビサがハードタイヤを履いていましたが、いかがでしたか?

バトン: 実際、心配していなかったよ。ピットストップを終えてからベッテルの前でコースに復帰できたことが良かったし、あとはタイヤを労わるだけってわかっていたんだ。最終スティントではプッシュするんじゃなくて、どのぐらいが適切なタイムなのか理解することが大事だからね。できる限りゆっくり走ってペースをコントロールし、タイヤの様子を見たんだ。どのコーナーでもアグレッシブにターンインはしなかったよ。1分28秒中盤で走れたと思うけど、グレイニングを抑えるためにゆっくり走行したんだ。グレイニングが始まるとすぐにベッテルみたいに大きなタイムロスを喫してしまう。ベッテルが1分30秒台だったころ、僕は1分29秒台を保っていたんだ。だからベッテルの前でコースに戻れた時に、うまくゴールまでたどり着けるってわかったのさ。

Q: ロス・ブラウンがこれまでにやってきたことを考えてみていかがですか?

バトン: ロスが無言になることはあまりないんだけど、レース最後の15分間で彼が何かしゃべっていたとしたらびっくりしただろうね。彼を見たのは表彰台に向かう時で、彼は何も話さなかったんだ。大きなクマさんみたいな彼が無言になっていたんだよ。彼にとってはとても感情的な1日となったろうし、僕らにとってもそうさ。

Q: 1週間後はマレーシアGPですね?

バトン: 待ちきれないね。すごく楽しめるサーキットだし、ここオーストラリアで発見した問題をうまく解決したいと思う。いいレースになると思うよ。思っているほど簡単にはならないだろうけどね。今日のレースはすごくタフだったし、ベッテルのペースはかなり力強かったんだ。それにセーフティカーが混乱を巻き起こしたしね。2位と3位に入ったルーベンスとヤルノのフェアプレーも素晴らしかったよ。とにかくセーフティカーがタフな状況を生み出したね。ポールポジションを獲って先頭を走っていたけど、その順位を守るのは簡単じゃなかったんだ。

Q: ルーベンス、あなたも素晴らしかったですね。このような結果を手にできると想像していましたか?

バリチェロ: 昨日の予選で2番グリッドを獲得した時は、1位か2位でゴールすることを期待していたよ。だけどスタートで出遅れてからはそんなこと思えなかったね。まさか1位や2位でゴールするなんて考えることはできなかったよ。タフな午後になったけど、いろいろな冒険ができた。すごくたくさんのオーバーテイクがあったね。地球の裏側にいるブラジルの友人たちも眠さを感じないぐらいだったかもしれないよ。いくつかのパーツが壊れていたことで難しいマシンだったけど、素晴らしい午後になった。マクラーレンから突っ込まれた後は、空力パフォーマンスが落ちていることを確認したんだ。ぶつかられたせいで僕が誰かにヒットしちゃったしね。ノーズコーンを変えなければならなかったから、難しいピットストップになった。僕らはテストで1,500kmしか走れていないし、メカニックたちは1回しかノーズ交換を経験できていないんだ。このサーキットに来るまでにろくに寝てもいなかったろうけど、チームが1-2フィニッシュを達成するという素晴らしい夢のような出来事を経験できたろうね。ロスと一緒に喜んでいるところをフェラーリではないチームで見られるっていうのはちょっと変な感じだった。これが僕らの初優勝だから、最高だよね。

Q: 2回目のピットストップがかなり遅かったですよね? 本当に終盤の出来事でした。

バリチェロ: ああ、チームは問題となりそうなスティントを短くしようとしたんだと思う。ソフトタイヤにグレイニングの問題があることは分かっていたからね。だから今日のレースでは小さな問題しかなかったことはうれしいし、前を走っていたドライバーと同じペースを保てたんだ。ソフトタイヤを履いた時もマシンは最高だった。もちろんパーツをいくらか失っていたけど、いいマシンだったよ。だけど終盤になって無線で“クラッシュ、クラッシュ、クラッシュ、気をつけろ”って聞かされて注意した。そしたら2台のマシンがコースオフしているのが見えて、2位に浮上することができたんだ。素晴らしかったよ。

Q: ヤルノ、あなたたちは少しフラストレーションがたまっているのではないかと思います。もしピットレーンスタートになっていなかったらと考えたりしませんか?

トゥルーリ: 今週末はたくさんの事柄が起きて、いろいろな感情を抱えたよ。テンションが上がったり下がったりしたんだ。だからハッピーだったかそうでなかったかなんて言えないね。現時点では僕自身、満足しているわけじゃないんだ。僕らはもっとうまくやれただろうからね。だけど他方では、昨日の落胆を乗り越えてこのような結果を手にしたことを考えてみると、予選を失格になったマシンがこんなに競争力を発揮できたことをうれしく思える。だけど昨日の予選はあまりうまくいかなかったのも事実だ。今週末にマシンがあまりいい調子じゃないと感じたのは予選だけだったし、それがなぜかもわからない。とにかく今週末はブレーキに悩まされていたんだ。だから今日に向けては違う素材を使ったり異なったことを試したりしてきた。だけど後は、ピットレーン以外の場所でとにかく全開で走るだけだった。レースの序盤はクラッシュがいっぱいあったから、あまり良くなかったかもしれないけどね。テレビを見てみなければ何とも言えないけど、僕は素晴らしい動きとオーバーテイクを序盤に決めたと思うし、中盤や終盤になってもそうだったよ。だからかなり遅かったフィジケラ(ジャンカルロ・フィジケラ/フォース・インディア)の後ろに引っ掛かってしまったときはアンラッキーだった。0.5秒ずつタイムを失ったことで大きなロスにつながったんだ。彼の後ろにかなり長い間抑えられていたからね。だけど、とにかくチームには感謝したい。パナソニック・トヨタ・レーシングは冬の間に素晴らしい仕事をしたんだ。特に昨日の落胆の後だから、素晴らしい挽回と言えるよ。

トゥルーリへのペナルティに控訴


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厳しい週末を過ごしたトヨタ

パナソニック・トヨタ・レーシングは2009年F1シーズン初戦に臨んだ。

ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックはピットレーンからのスタートとなったが、レース序盤で順位を上げるために奮闘した。ヤルノはスタート時にブリヂストンポテンザタイヤのスーパーソフトコンパウンドを選択したが、早めのピットストップを行いミディアムコンパウンドに履き替えた。

その間、ティモは長めの第1スティントを重要視し、レース開始時からミディアムコンパウンドを選択した。コース上で数多くのアクシデントが発生している中、トヨタの2台は何台もオーバーテイクし、息を飲むようなレース後半ではトップ10以内に進んでいた。他のクルマが最後のピットストップを行っている時、ヤルノの最後の長いスティントでは表彰台を獲得するために素晴らしいペースを見せた。

そして、レース後半に発生した2人のライバルのアクシデントにより、ヤルノは3位でチェッカーを受けた。ティモは、スーパーソフトコンパウンドタイヤでレースを終えることを選択し、最後の短いスティントでもオーバーテイクし5位まで順位を上げ、セーフティカーでレース終了を迎える中、そのまま入賞した。

レース終了後、大会審査委員会はセーフティカー先導中のオーバーテイクにより、ヤルノに25秒加算のペナルティを科した。この件に関してチームは控訴の手続きを取った。

ヤルノ・トゥルーリ:カーナンバー9 シャシー:TF109/04
グリッド:ペナルティによりピットスタート
決勝(日本時間18:30の裁定):12位(トップと26.604秒差/25秒加算ペナルティ)
ピットストップ:10周目、33周目

「3位でレースを終えたのにペナルティが科され、どれだけ失望しているか言い表せない。レース終了間際にセーフティカーが導入され、ルイス・ハミルトンが私を追い越した後、突然減速してコースの端にクルマを寄せた。彼に何か問題が発生したと思い、他に選択肢はなかったので、私は彼をオーバーテイクした。今日まで大きな努力を払ってくれたチームに感謝を述べたい。ピットレーンからのスタートだったにもかかわらず、我々には表彰台を争える力があったのは事実だ」

ティモ・グロック:カーナンバー10 シャシー:TF109/03
グリッド:ペナルティによりピットスタート
決勝:4位(トップと4.435秒差)
ピットストップ:18周目、50周目

「4位に入賞できてうれしいが、ヤルノにはとても残念な結果となった。ピットレーンからのスタートの後に、我々は上位に進めることができたので、我々の力強いパフォーマンスを見せることができた。我々のクルマは本当の速さを持っていることが証明された。とても良いレースとなった。今日の結果のために厳しい作業を行ってくれたチームに感謝を捧げたい。レースはとてもエキサイティングだったけど、ルノーのアロンソの後ろでなかなかオーバーテイクできずに、しばらくの間手こずってしまった。前方にクルマがいない際に、2番目に速いラップタイムを出せたから、パフォーマンスは確かに良くなっている。週末が始まる前に、冬季テストのパフォーマンスから判断して我々は力強く見えると述べたとおり、レースにおいてそれを見せることができたのは素晴らしいことだ」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター

「ヤルノが25秒のペナルティを科され、12位となり大変残念だ。ただし、ピットからのスタートにもかかわらず、上位を狙えたことは大いに評価できる。また、ドライバー、チーム全員で作り上げてきた新型車TF109が、良いクルマである事をこのレースで示すこともできたこともうれしい。さまざまなことがあったシーズン開幕戦だったが、シーズンを戦っていく上で、とても大きな自信となった。第2戦のマレーシアは初めて表彰台を獲得したサーキットであり、来週は表彰台を狙っていきたい」

山科忠:TMG会長兼チーム代表

「チャレンジングな週末を終えるにあたって、非常にすっきりしない状況だ。リアウイングに関してペナルティを科され、残念なピットレーンからのスタートとなってしまった。それに対して、素晴らしいレースを行い、我々のクルマは本当の力強さを持っていることを証明した。コース上のスタッフのみならず、ファクトリーにいるチーム全員、我々を応援してくれるパートナーやファン全員に感謝を述べたい。今日の結果に関してペナルティを科されたのは残念であり、データと状況を確認するために控訴の手続きを取った」

FIAを信じてゆだねるウィリアムズ


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忙しい週末を過ごしたレーススチュワード

ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは29日(日)、テクニカルレギュレーション違反の可能性がある問題について、F1統轄団体であるFIAの手にゆだねた。

土曜日の真夜中、スチュワードによる調査のさなか、ウィリアムズはレッドブルとフェラーリに対する抗議を取り下げている。

ウィリアムズにとっては珍しい行動となった今回の抗議はレッドブルとフェラーリのマシン上、サイドポッドの空力に関してのもの。ウィリアムズは“ディフューザ3”の一員として同件で抗議を受けている立場でもある。

ウィリアムズは声明の中で“スポーツの利益のため”に抗議を取り下げると説明しており、明らかにフェラーリ、レッドブル、ルノーに対して、ディフューザ問題を法廷に持ち込むことのないようにとの願いを込めているものと思われる。

マイケルはFIAがレッドブルとフェラーリのマシンに関する懸念を解決してくれると信じていると話した。

「われわれは今後、本件をどうするべきかの決断をFIAおよびTWG(テクニカル・ワーキング・グループ)にゆだねる。FIAが何とかしてくれるだろう」というマイケルのコメントを『AP通信』が伝えている。

ブランソン卿の野望


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さて、どうでる?

アルバート・パークで『Virgin(ヴァージン)』のロゴを掲示したマシンが1-2フィニッシュを達成するところを目の当たりにした同社会長のリチャード・ブランソン卿が次なるF1のステップとしてチームのオーナーシップを持つことだと示唆した。

今週末の家族とのスキー旅行を切り上げ、メルボルンに飛んで新生ブラウンGPとのスポンサーシップ契約を発表したブランソン卿。

58歳のブランソン卿は今回の発表について新たに関心を持ったF1での第一歩に過ぎないとほのめかしており、『BBC』に対して29日(日)、近い将来にも次なるステップに進むつもりだと明かした。

「現時点でわれわれは単なるスポンサー。つまり、いつの日かはヴァージンが自チームを所有し、それに名を冠するということだ。話し合うつもりでいる」 また、土曜日の夜にシドニーでブランソン卿自らが主催した“Vフェスティバル”というロックコンサートが開催されたのだが、それを欠席するほどブランソン卿の関心はオーストラリアGPの成功にくぎづけだった。

さらに次の“V”コンサートはオーストラリアGP決勝当日の夜にゴールドコーストで行われたが、ブランソン卿は同地に飛ぶよりもメルボルンにとどまり、ブラウンGP優勝のお祝いに一役を買ったと見られている。

「すっかりとりこになってしまったので、腰を落ち着けてさらなる利益のために話し合う、いいタイミングということだろう」と述べたブランソン卿は次のように付け加えた。

「ブラウンGPが私の両脇にシャンペンとゴージャスなヴァージンガールを並べ続けてくれるのなら確実だがね。さあ、何とも言えないね。まあ、重要なのは彼らが値するかどうかだ」

ベッテルにグリッド降格、レッドブルに罰金


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ベッテルは来週末、10グリッド降格に

オーストラリアGP決勝レースでクラッシュしたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)にペナルティが出ることは既報でお伝えしたが、その原因がロバート・クビサ(BMWザウバー)をリタイアに追い込んだためだったことが判明した。

ベッテルには5万ドル(約489万円)の罰金が科せられ、マレーシアGP決勝で10グリッド降格ペナルティに処されることがわかっていたが、その原因はクラッシュ後にマシンをコースサイドに寄せず、走り続けようとしたことだと考えられていた。

しかし実際には、マレーシアGPで10グリッド降格の原因はクビサをリタイアに追い込んだことだということがわかった。クラッシュを引き起こしたのはベッテルの動きが要因になったと判断されたということだ。

クビサと2位争いをしていたベッテルはレース後、「彼(クビサ)を先に行かせるべきだったかって? ドライバーは戦いたいものなんだ。確かに3位に甘んじることになったとしても、彼を行かせるべきだったって言えるかもしれないね。だけどそれが人生さ」と語っている。

一方5万ドルの罰金はベッテルにではなく、レッドブル・レーシングに科されることも分かった。この罰金は危険な状態のマシンで走り続けたことに対するものだが、チームがベッテルに対して3輪のマシンで走行を続けるようにと無線で指示を出していたことが判明したのだ。

ブラボー!


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ブラウンGPとバトンにふさわしい優勝

29日(日)に開催された2009年シーズン開幕戦オーストラリアGPでジェンソン・バトンがブラウンGPに勝利をもたらした。バトンにとっては2勝目、チームにとってはデビュー戦での初勝利という快挙だ。

チームメイトのルーベンス・バリチェロも2位でチェッカーを受け、新チームのデビュー戦での1-2フィニッシュ達成は1954年のメルセデス・ベンツ以来のこと。

土曜日の予選セッションで圧勝だったブラウンGPの2台はフロントローからスタートした。バトンは素晴らしいスタートで第1コーナーに向けて自身のアドバンテージを維持し、後方に強力なリードを築いていく。レースをコントロールしたバトンは最初のセーフティカー導入までうまくレースを展開し、2回目のピットストップで2番手を走っていたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に対するリードを1.5秒失ったものの、そこから立て直して58周のレースでトップチェッカーを受けている。

一方、バリチェロの方はさらに劇的なレースを展開。スタートでつまずき、ポジションを大きく落とした上、第1コーナーのマーク・ウェバー(レッドブル)との絡みでフロントウイングとノーズにダメージを負ってしまう。

第1スティントはダメージとの戦いだったが、バリチェロはその後のキミ・ライコネン(フェラーリ)との衝突でも生きのび、53周目にはコース上でニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)をパスして4番手まで順位を回復していた。

3周を残して2番手ベッテルと3番手だったロバート・クビサ(BMWザウバー)が事故で脱落。これによってバリチェロに2位表彰台が転がり込んできたのだ。この事故で導入されたセーフティカー先導の下、バトン、バリチェロの順でチェッカーを受けている。

ジェンソン・バトン

「なんてものすごい日なんだ! ブラウンGPの初めてのレースは夢のような結末だ。今日は楽勝に見えたかもしれないけど、実際はそれほど楽じゃなかった。それでも無事に完走できたし、これがとにかく重要なこと。この優勝は僕と僕の家族、そしてチームのためのものだ。忘れられないほど衝撃的な数カ月だったし、決して信念を失わず、強くあろうとしたチームの皆にとにかくありがとうと言いたい。今週末、僕らはこの数カ月にわたって取り組んできたすべてのキツイ仕事に値するすべてを達成した。それから、とてもエキサイティングなのは僕自身もそうだし、チームからももっとやれるっていう気がしていること。マレーシアが待ち切れないよ!」

ルーベンス・バリチェロ

「波乱に富んだ午後だったよね! レース中はいろいろと複雑な心境だったよ。正直、2位になれて本当にうれしい。スタートではアンチストールがきいちゃって、いくつかポジションを落とす羽目になったから本当にきつかった。1コーナーにかけては後ろからかなりの衝撃で突っ込まれたから、これでレースは終わったなって思ったよ。ありがたいことに何とか続けられて、4番手までポジションを回復できた。そのことがベッテルとクビサのアクシデントの利点を手にすることにつながったんだ。つまりは絶対にあきらめちゃダメっていうことの証明だよね! 今日のファンタスティックな優勝を遂げたジェンソン(バトン)にはおめでとうと言いたい。こんなに素晴らしいマシンを提供してくれたチームに心からの感謝を。今日は僕らの本当にエキサイティングな旅路の始まりさ」

ロス・ブラウン

「今日のこの勝利のためにわれわれは信じられないほど懸命に働いてきた。この献身、責任、そして本当にキツイ仕事が、ジェンソンとルーベンス(バリチェロ)の1-2フィニッシュで実を結んだことで本当に報われたと思う。この4カ月を通してわがチームが取り組んだすべてを考えて、とにかく単純にセンセーショナルな結果だ。われわれにとってはまだ序章に過ぎず、完ぺきなレースだったわけでもないので、今日から学び、改良を継続していく。さらなる勝利とチャンピオンシップに挑みたいのなら、シーズンを通してマシンを開発し続けていく必要がある」

「この数カ月、われわれが今年のレースに参戦するのを保証するため、本当に支援的でチームと密接に働いてくれたノルベルト・ハウグとメルセデス・ベンツ・ハイ・パフォーマンス・エンジンズには、われわれの心からの感謝を申し上げたい。また、今日までにチームの可能性にかけ、その一員になりたいといってくれたヴァージン、ヘンリ・ロイド、そしてすべてのチームパートナーに感謝している。今回の勝利が意味することを言葉で表現するのは難しいが、この現場にいる者たち、そしてブラックリーのファクトリーにいる全員を代表して、最高の週末だったと言おう」

フェラーリは2台がリタイア


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落胆のシーズン開幕戦

スクーデリア・フェラーリは2009年シーズンの開幕戦オーストラリアGPをノーポイントで終えた。キミ・ライコネンは55周目にディファレンシャルの問題でリタイアして、16位に入っている。一方で、フェリペ・マッサは45周目に左側のフロントノーズのサポートが壊れて、ピットでリタイアとなった。

オーストラリアでの新シーズン開幕レースで、フェラーリは成果を挙げられなかった。6番手と7番手からスタートしたフェリペ・マッサとキミ・ライコネンは、スーパーソフトタイヤでスタートする選択をしたが、この攻撃的な戦略は功を奏していない。

どのみちメカニカルトラブルがマッサをリタイアに追い込み、キミ・ライコネンもリタイアしてピットに引き込まれているため、理論的でしかなかった。

ステファノ・ドメニカリ

「どんな点から見ても、確実にこれはフェラーリに見合うスタートではなかった。われわれは信頼性に欠けており、2台がリタイアを余儀なくされている。冬のテストを終えて、われわれのパフォーマンスは期待していたポテンシャルまで達していなかったからね。タイヤを生かすことでも苦労したよ。さらに、戦略選択が上手くいかなかった。特にフェリペ(マッサ)の場合にね。総じて、結果という視点からは忘れたい一日であったが、すぐに改善を図るために、よく覚えていることで失敗したすべてを分析してなければならない」

「その視点から、マレーシアで来週にすぐレースがあることはありがたい。正しい結論を導き出せる限り、冷静かつ断固として反撃するチャンスがあるだろう。オーストラリアは過去数年でもわれわれにとって上手く行く場所ではないように見える。サーキットはあまり典型的ではないので、勢力図がまだはっきりしない。セパンではもう少しはっきりするだろうが、そのことはしっかりと承知している。今日、手の届かなかった1チームを除いて、強い競争相手がたくさんいる」

フェリペ・マッサ

「今日、ブラウンGPのクルマは打ち負かせないだろうと分かっていたが、それと同じく僕たちもいいレースができると思っていたんだ。スタートはすごく良かったのに、5、6周後には、ソフトタイヤに問題が起き始めたんだ、早くピットに入らなければならないほどにね。そしてかなり攻撃的な戦略に変更したけれど、ピットストップのすぐ後にセーフティカーがコースに入ってきたから、後にすれば間違っていたことが分かった。3番手にいるのが分かったんだけど、再スタートの後は僕の後ろにいて燃料が重いドライバーよりポジションを上げるよう頑張るには、10周もなかったんだ」

「2回目のストップで僕たちは5番手で給油したのに、その後で僕がすごく遅くなって、最終的には問題が起きて、リタイアを強いられた。僕の見解では、ブラウンGPを除いて、僕たちは競争力があったけど、トップに出るためには完璧な仕事をしなければならない。ここでは、タイヤを生かすのが非常に難しいんだ。その一部として、路面にあまりグリップがないからね。マレーシアへの解決策? 仕事をして、ハードに働くことだよ」

キミ・ライコネン

「ウォールにクラッシュしてしまったのは、僕のミスだった。その後に僕が2位でフィニッシュしていたかと思うと、残念だよ。貴重なポイントを逃してしまったけれど、マレーシアではすぐに取り戻せるように努力するつもりだ。ここのサーキットは全然パフォーマンスを示すものではないので、マレーシアでは勢力のもっとはっきりした構図が見えるだろう。KERSはスタートでとてもよく機能したけど、それ以上はあまり余裕がなかった。もしアドバンテージを得られると思えなければ、使わないだろう。確かに主な問題はタイヤの管理にあるのだが、全体的なパフォーマンスを改善する必要もあるね」

ルカ・バルディセッリ

「ソフトタイヤでスタートすることを選択し、今日はギャンブルが上手くいかなかった。2人のドライバーが激しい摩耗に苦しむことになり、1回目のピットストップを早めなければならなかった。フェリペは後から考えると、間違った道を行ってしまったね。特にセーフティカー導入時が助けにならなかったよ。これを除いては今日、われわれのパフォーマンスが多くのライバルたちに及ばなかったことを認めなければならない。原因を探し、マレーシアから素早く対応しなければならない」

ポイントをかけて戦ったアロンソ


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ブレーキトラブルでリタイアしたピケJr.

フェルナンド・アロンソが6位フィニッシュ、その一方でチームメイトのネルソン・ピケJr.は序盤でリタイアする、ルノーにとっては浮き沈みのある午後となった。レース後にヤルノ・トゥルーリがペナルティを科されたために、アロンソは5位に繰り上がっている。

レースはセーフティカーで中断されるも、アロンソは1周目で失ったポジションを着実に取り戻していった。そして最終スティントでポイント圏内にまで上がる激しいレースを楽しみ、レース終盤に起きたアクシデントからも利を得た。

チームメイトのネルソン・ピケJr.はリアブレーキをロックさせて、シーズン開幕戦をスピンによるリタイアまで、R29でしっかりとしたレースを走っていた。

フェルナンド・アロンソ

「6位は最高の結果ではないけれど、厳しいポジションからレースをしたし、ターン1では芝の上に押し出されて後方集団に落ちたことを思えば、ある意味では満足しなければならない。その後が難しかったから、ポイントが獲れて最高だ。インシデントやセーフティカーなどレース中に起きたことがあっても、6位に入ることができたんだ。全体的な結果と僕たちの競争力を見ると、結果を喜ばなければならないよ。KERSを積んでいても大きな違いは感じなかったし、その機能には少しがっかりしていたんだ。次のレースではもう少しタイヤの作業をする必要がある」

ネルソン・ピケJr.

「レース序盤はポジションを上げられてラッキーだったから、本当に嬉しかったんだ。クルマは良かったし、安定した走りができていた。でも、セーフティカーが入り、ブレーキに問題が起こり始めたんだ。再スタートも上手くいったし、ニコ・ロズベルグを抜くこともできたしね。だけど、再びブレーキを踏んだとき、ブレーキがなくなっていたんだ。それでスピンしてしまったけれど、グラベルに突っ込んで運が良かった。だから僕自身にもクルマにもダメージはなかったよ。クルマはレースで望んでいたほど競争力はなかったけれど、それでもトップ8は走っていたからね。マレーシアのサーキットはもっと僕たちに合うはずだし、来週はいい結果を手にできると確信している」

フラビオ・ブリアトーレ(マネジメントディレクター)

「われわれにとって残念な週末となっているため、フェルナンド(アロンソ)による3ポイント獲得は全然慰めにはならない。単に競争力が足りず、予選パフォーマンスがレースでは不利となった。フェルナンドは1コーナーのインシデントを避けることができず、スタートでいくつかポジションを落としてしまったんだ。そうは言っても、われわれの2人のドライバーは安定しており、状況を最大限に生かそうとしていた」

「ネルソン(ピケJr.)はいいスタートを決めて、彼のレースは非常に期待が持てていた。しかし、残念ながら技術的な問題でレースが終わってしまったんだ。これはまだ第1戦だから、われわれの目的はマレーシアでの次戦から、早く反撃するために一生懸命働くことだ」

パット・シモンズ(エグゼクティブエンジニアリングディレクター)

「ネルソンの事故はブレーキシステムの問題によるものだと分かった。けれども、まだそれがどんな問題かは分かっていないよ。彼はまずまずのポジションにいたので残念だ。明らかに必要なほどの競争力がなかった。そしてトップに立つにはまだ多くの作業をしなければならない」

レミ・タフィン(エンジンオペレーション担当)

「今日の午後はネルソンがリタイアし、入り混じった結果となった。彼がなぜ完走できなかったのかを調べる必要があるだろう。レースで良いスターをしたネルソンには、何か良いこともできていたはずなんだ。表彰台に上がれていたと思うから、リタイアは残念だよ。フェルナンドは6位でフィニッシュし、今週末に見せている競争力のレベルを考えると、悪い結果ではなかったよ。もっといい仕事をしなければならないことは分かっているので、その点を考えて、次のレースで力強い結果を手にするためにハードな仕事をすることになる」