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日志


2009/11/30

FIAからのゴーサインを予想するザウバー


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FIAからの正式承認を得ることが第一

『Qadbak(カドバック)』のあやふやさが消え、再びヒンウィルのチームを手元に戻したペーター・ザウバーは30日(月)にもFIAから来シーズン参加の承認を得られるだろうと予想する。

66歳のザウバーは2005年にBMWにチームを売却。しかしながら、BMWが2009年シーズン末でF1を撤退することから、チームを買い戻しており、あとはFIAから来年のチャンピオンシップ参戦の正式承認を得るのみだ。

「次の週にはエントリーが承認されるだろうと思う」とスイスの日刊紙『Blick(ブリック)』に語ったザウバーは、次のステップが新コンコルド協定にサインすることだとも話している。

さらに、ザウバーは新車の進み具合について「とてもいい」と付け加えた。エンジンやトランスミッションはフェラーリからの供給を受けると見られており、技術提携は「これまで以上だろう」と明かしている。

またザウバーが認めたところによると、2010年型マシンはC29と名付けられるようだ。ザウバーとしては2005年のC24が最後のマシンで、フェラーリエンジンが搭載され、レースドライバーを務めたフェリペ・マッサとジャック・ビルヌーブがステアリングを握った。

ブリック紙は月曜日にFIAが正式発表すると見られるチームの名称は“チーム・ザウバーF1”で、カーナンバーは26番と27番になるだろうと伝えている。

一方で、同紙はコンストラクターとしてはザウバー・フェラーリとなる模様だが、マレーシアのオイル企業『Petronas(ペトロナス)』との提携継続により、チームは再びザウバー・ペトロナスとなるかもしれないとも報じた。

そして注目のドライバー候補についてはヤルノ・トゥルーリ、ニック・ハイドフェルド、ヘイキ・コバライネン、小林可夢偉、クリスチャン・クリエンの名前が挙がっている。

加えて「それからペドロ・デ・ラ・ロサもいるね。彼のマクラーレンでのテスト経験はわれわれにとって利益となるだろう」とコメントしたザウバー。

さらにザウバーはロシア人GP2ドライバーのヴィタリー・ペトロフも可能性があると認めた。ペトロフは1,000万から1,500万ドル(約8億7,000万円から13億500万円)のスポンサーを持ち込むのではないかと見られている。

「もしペトロフを起用すれば、2011年にはロシア市場が開けるかもしれない。これは考える価値がある」

シューマッハとフェラーリの関係にさまざまな憶測


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一部でフェラーリ離脱の可能性がうわさされるが・・・?

ミハエル・シューマッハとメルセデスGPの関連が取り沙汰されているが、そのうわさが流れているのは、シューマッハが契約上はフリーになっていると推測されているためだ。

F1で7冠王者に輝いた実績を持つシューマッハは今年9月、フェラーリと3年間のコンサルタント契約を結んだことを発表した。

そのため、フェラーリがメルセデスやシューマッハ側から何らかの要求を受け取ったといううわさには、事実的側面が不足していると考えられていた。

しかし今週、シューマッハとフェラーリが実は契約にサインをしていなかったのではないかという新しいうわさが浮上したのだ。

フェラーリのスポークスマンであるルカ・コラヤーニはドイツ紙『Express(エキスプレス)』に対し、「私が認めることができる事実は、9月にモンツァでマイケル(シューマッハの愛称)とフェラーリの契約が発表されたということのみです」とコメント。

さらに「実際に契約にサインがなされたかという点はわかりません。しかし家族の問題と同様、関係者のコメントを信用する価値がないものとみなすことなどできますか?」とも付け加えている。

ブルツ、USF1入りはないと断言


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プジョーでのル・マン参戦に専念するというブルツ

アレキサンダー・ブルツは、自身がUSF1チームからF1に復帰する可能性はないとコメントした。

以前はブルツ自身も、USF1のスポーティングディレクター、ピーター・ウィンザーも、デビューシーズンを迎える同アメリカンチームで一緒に仕事をするために交渉中であることを明らかにしていた。

「USF1とは話し合ったが、その話はもう終わったんだ」とブルツは『motorline.cc』に述べた。「僕が一番に考えているのはプジョーのファクトリーチームだ――ル・マン24時間に出場が決まっているし、他の(スポーツカー)レースにも出る」

USF1から身を引いたことについてブルツは、F1進出にふさわしい体制が整っていないとするチームの噂が原因ではないと言う。

「そうじゃない。僕の心の問題だ」とブルツ。「F1にいけば、もっと多く稼げることは分かっているんだ。USF1はきっと、アメリカンテクノロジー、アメリカンシンキングをF1にもたらすことができると信じている」

「チップ・ガナッシのような人たちもみんな、USF1の実現を確信しているよ」

フェラーリの“信頼獲得”に努めるアロンソ


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アロンソのF1キャリアは新たなフェーズを迎える

フェルナンド・アロンソが、フェラーリからの“信頼を得られるよう”努力していることを明らかにした。26日(木)、2度目のマラネロ訪問を終えたアロンソは、技術者との顔合わせを済ませると、ロードカーでフィオラノ・テストコースを数周ドライブしたという。

「チームに信頼してもらわなければいけないし、エンジニアやメカニックたちといい関係を築きたいんだ」と28歳のアロンソは語った。

「この数カ月はそのために努力するし、チームとはお互いに理解し合って、みんなで気持ちよく初戦に臨みたい」と彼は『Marca(マルカ)』紙に語っている。

またアロンソは、移籍先にこれまでの8年間のキャリアを共にしたエンジニアを同行させなかったことも認めた。

「確かに彼らとは仲がいいし、優秀なヤツらだよ。でも、フェラーリのスタッフだって世界一だと思っている」とアロンソは語った。

ドニントン再考を否定するエクレストン


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シルバーストーンか、ドニントンか、それとも・・・

シルバーストーンが早急にイギリスGPの開催契約に合意しなければ、一度は破綻したドニントンを再考する用意があるといううわさを、バーニー・エクレストンが否定した。

ドニントンの代表者、サイモン・ジレットの会社はプロジェクトに必要な資金を集められず、管理人の手にゆだねられてしまったが、エクレストンは新たな投資家が現れた場合にそなえ、契約復活の可能性オープンにしていた。

また、エクレストンが近くのドニントン・ホールを引き受けたといううわさもあり、彼自身がレスターシャーのサーキットを買収するのではという話も聞かれる。しかし、彼は『Daily Express(デイリー・エクスプレス)に対し、「私はドニントン買収などにまったく興味がないし、そこでイギリスGPを開催するつもりもない」と語っている。

「大体、ドニントン・ホールとはなんだ?」

ドニントン管理人は関心を示している団体と交渉中であると伝えられており、2010年のイギリスGP開催は可能と主張している。だが、時を同じくしてライバルであるシルバーストーン側の関係者は、契約が間近に迫っていることをほのめかす。

シルバーストーンのオーナーであるBRDC会長のデーモン・ヒルは、契約締結に“静かな自信”を示しているが、「両者にとって利益のある契約にすることがハードルとなっている。そこは譲れないだけに、ここでまたフライングするつもりはないよ」と『Evening Standard(イブニング・スタンダード)』に語った。

ビルヌーブがロータスを訪問


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2010年のF1復帰を目指すビルヌーブ

F1復帰を目指すジャック・ビルヌーブが26日(木)にロータスを訪問し、コリン・チャップマンによる初のワークショップツアーが行われていたことが判明した。

1997年のF1世界王者であるビルヌーブは3年前の2006年シーズン途中に離脱して以降、F1グリッドに並んでいないが、オーストリアで集中的なトレーニングに励むなど2010年のF1復帰を目指している。

地元紙『Norwich Evening News(ノーウィッチ・イブニング・ニュース)』はビルヌーブがロータスの幹部らと面会したと報じた。また、CEOのダニー・バハールは「ジャック(ビルヌーブ)のロータス訪問は1時間だ」と認めている。

「わがチームの人々はわれわれのブランドに対する情熱に加えて、才能と経験を併せ持っている。われわれのハイライトは彼らそのものだ。したがって、われわれ全員にとって特別な日である」

チームを率いるトニー・フェルナンデスは今週初めに自身の『Twitter(ツイッター)』で、ビルヌーブがニューヨークからヴァージン便でロンドンに到着したことを明かしており、また「2つのシートは4人のドライバーの中から選ばなければならない」とつづっている。

ビルヌーブ本人は「ロータスで新たな役目に就いた友人である(ロータスVPの)ジーノ・ロサトについて行き、ロータスのマジックがどこから来るのかを知れた最高の1日だった」と語った。

ビルヌーブ同様、ロータスのレースドライバー候補にはヤルノ・トゥルーリの名前が挙がっている。

ライコネンのWRC転向、近々発表か


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WRC転向はほぼ確実

キミ・ライコネンが2010年世界ラリー選手権(WRC)へのフル参戦に向けて、最終段階に入っているという。

WRCの公式Webサイトには30歳のライコネンがレッドブルからの資金と共に来年予定されている13戦すべてに出走すべく、シトロエンとの「契約に調印する準備が整っていると理解される」との記述がある。

今回の報道はライコネンに近しい情報筋が明かしたもので、同氏は「細かな詳細」を詰めた後、数日中には正式発表されるだろうとも認めている。

レッドブルはシトロエンのWRCチームの主要スポンサーとして有名だ。

2003年のWRCチャンピオンであるペター・ソルベルグは同公式Webサイトで「しっかり練習して、計画し、テストに臨めば彼(ライコネン)はすぐに対応できると思う」とコメント。ソルベルグは今年、シトロエンC4を自らの手でテストしている。

「彼は本当にとても優れたドライバーだ。ペースノートにどう取り組むのかとか、いったん基礎を学んでしまえば多くの人々を驚かすことになるんじゃないかな」

「もし彼が来シーズンのWRCでそこそこやれれば、何戦かは3位から5位の間でフィニッシュすることもあると思う。ドライブできれば、乗りこなせるってことさ」

「その場にいなきゃ話にならないし、そのためにはいくつかボールも必要だ」

メルセデスがクビサ獲得へ?


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ルノーと契約締結も他チーム移籍の可能性あり?

スペインの『Diario As(アス・ディアリオ)』紙が27日(金)に報じたところによれば、ルノーがこの先数週間のうちにロバート・クビサのシートを保証できなければ、クビサは自由に他チームと契約できることになるという。

24歳のクビサはすでに2010年のレースドライバー契約をルノーとかわしているが、ルノーは目下、そのF1活動の継続を検討しており、年内には発表する予定になっている。

同紙はクビサがドライバー市場に出た場合、メルセデスGPがニコ・ロズベルグのパートナーとして獲得を狙うのではないかと報道。

さらに、ある“情報筋”の話として、ルノーが“数週間のうちに”F1活動継続を公言できなければ、クビサはルノーとの契約から“自動的に解放される”のだとも伝えられている。

マノー代表がディ・グラッシの起用を示唆


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グロックのパートナーはディ・グラッシ?

マノーを率いるジョン・ブースが同チームの2つ目のレースシートにルーカス・ディ・グラッシが座る可能性を強く示唆している。

4年前にマノーと共にF3のマカオGPで優勝したディ・グラッシは最近、すでにマノー入りが発表されているティモ・グロックのチームメイトになる可能性が高いと語っていた。

ブースは先週末に行われたマカオGPで、『South China Morning Post(サウス・チャイナ・モーニング・ポスト)』に対し、「この先2、3週間ほどで2人目のドライバーを発表できればいいと思っている」とコメント。

ディ・グラッシは2009年シーズンをルノーのリザーブドライバーとして過ごし、来週ヘレスで実施されるテストにも参加する。

2005年のマカオGPに言及したブースはディ・グラッシと成し遂げた優勝が今でもブース自身のキャリアのハイライトだと認めつつも、まだグロックのチームメイトを明かすことはできないとした。

「(2人目のレースドライバーは)以前にマカオGPで優勝したことがあるドライバーの可能性はある」

ちなみに、佐藤琢磨も2001年のマカオGPで優勝しており、それから5年後にはマイク・コンウェイが表彰台の頂点に上っている。またコンウェイはディ・グラッシ同様、ヘレステストに参加する予定だ。

その一方で、ブースはマノーが2010年のデビューを前にヴァージンF1に変更されるとのうわさは認めようとしなかった。

「それに関してはコメントできない。2週間ほどで企業との商業面でのタイアップを発表することになっている」

カナダGP開催決定


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ついに開催が決まったカナダGP

27日(金)午後、モントリオールでカナダGPが再びF1カレンダーに戻ってくることが発表された。2010年のグランプリは6月13日(日)に決勝レースが行われる予定で、今回かわされた契約は2010年から2014年までの5年契約とのこと。

2008年にジル・ビルヌーブ・サーキットでレースが開催されてから数カ月後、商業面を理由にプロモーターとフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)の交渉が決裂。連邦政府はじめ、ケベック州、モントリオール市のレベルでもF1最高権威であるバーニー・エクレストンの貨幣需要を拒んだため、契約を試みたものの最終的に失敗に終わっている。

重要市場である北米戦の復活を望むプレッシャーと、世界経済の新たな現実的状況が組み合わさり、数カ月前に再開された交渉がついに実を結んだのだ。

当初、FOMが要求したのは5年間で1億7,500万カナダドル(約132億6,000万円)という内容だったが、これが7,500万カナダドル(約61億1,100万円)に減額され、カナダおよびケベックの両政府が3分の2を、モントリオール市が残りを負担する。経済的収益は8,900万カナダドル(約72億5,100万円)と予想されている。

ケベック州のレイモンド・バシャン経済開発大臣はモントリオール市庁舎で行われた記者会見にて、オファーが「財政上妥当」だと述べた。

「F1がモントリオールにイエスと言い、モントリオールがF1にイエスと言ったわけですが、どんな金額でもそう言ったわけではありません」と説明するのはモントリオールのジェラルド・トランブレー市長。

「われわれはワールドクラスのレースを求めており、納税者を尊重するために投資がほしいと思ったのです」

また、カナダ公共事業局のクリスチャン・パラダイス氏は「エンジンの轟音はまるで交響曲を聞くようなものでしょう。すべての者が勝者となるのです」と述べている。

2009年にはここ30年で初めて人気の高いジル・ビルヌーブ・サーキットでレースが行われなかった。すでにアメリカラウンドがカレンダーから消えていたため、カナダGPの消滅は北米戦の消滅をも意味したのである。ケベックを含め、カナダでのF1人気は高いものの、まだF1が完全な人気を確保したわけではないため、北米は非常に重要な市場なのだ。

加えて、グランプリのチケットは完売が常で、通常であれば世界144カ国で3億人以上の観客がモントリオールの戦いを見つめる。

トランブレイ市長は「今日という日はモントリオールにとってとても重要な1日です」とコメントした。

ルノー、若手3名をテスト


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ヘレスでF1テストデビューのチャンスをつかんだバゲット

ルノーは12月に3日間の日程で行われるヘレステストにベルトラン・バゲット、タン・ホー・ピン(董荷斌)、ルーカス・ディ・グラッシを参加させると発表した。

チーム代表のボブ・ベルは「現在はテストにかなりの制限があるが、今回の若手ドライバーテストはベルトラン(バゲット)やホー・ピン(タン)、ルーカス(ディ・グラッシ)といった有望な若手を評価する完ぺきなチャンスになる」とコメント。

「3名とも彼らがかなり有望であることを示してきており、われわれは今年のテストプログラムを終えると共に彼らの能力を見ることを楽しみにしている」

暫定のスケジュールでは23歳のベルギー人ドライバー、バゲットがワールドシリーズbyルノー3.5でタイトルを獲得したご褒美として12月1日(火)にR29を駆る。バゲットにとっては初めてのF1マシンのドライブだ。

一方、今回のテストに参加することになった中国人ドライバーのタンは過去にウィリアムズでテストをしている。26歳のタンはGP2、A1GP、スーパーリーグ・フォーミュラで戦ってきた経験を生かして再びF1マシンを駆る。

2009年シーズンにルノーのサードドライバーを務めたルーカス・ディ・グラッシもヘレスでR29を初ドライブする予定だ。
2009/11/28

密閉型の高級ヘッドフォン、期待の「ATH-ES10」を試す-オーテクのポータブル最大の53mmが生む低音

ATH-ES10

11月13日発売

標準価格:47,250円

実売価格:31,000円~39,800円程度
       (2009年11月27日現在)

ULTRASONEの「edition8」
ゼンハイザー「HD800」
 beyerdynamicの「T1」やULTRASONEの「edition8」、ゼンハイザー「HD800」など、10万円を越える超高級モデルが各社から発売され、ヘッドフォン市場の価格バリエーションも多様化してきた。しかし、ヘッドフォン選びでは価格帯よりも、“用途”で区分する事が重要になる。前述の3製品にしても「T1」と「HD800」は大型ハウジングのセミオープン(T1)、オープン型(HD800)で、基本は屋内使用。一方「edition8」は音漏れの少ないコンパクトな密閉型で、電車など屋外利用も可能。用途が決まっていれば、おのずと選ぶ機種も見えてくる。

 そんな中で、意外に製品数が少ないのが、ポータブル用の密閉型ヘッドフォンの高級モデルだ。1万円以下の低価格な耳乗せ型や、1万円台のコンパクトな密閉型はそれなりに存在するが、2万円台後半~5万円程度の密閉型ポータブルヘッドフォンは数が少ない。“何をもってポータブルとするか?”は難しいところだが、基本は密閉型で、例えばハウジングが小型/薄型で、折りたたみ機構を備えるなど、可搬性が高いもの。ケーブルが1.2m程度で、ポータブルプレーヤーと接続しやすいものなどが条件だろう。

 大型モデルも含めれば、チタンや木製ハウジングを採用した高級モデルは数多くあるが、屋外で使うには大きすぎて抵抗がある。しかし、2万円を越える高価なカナル型(耳栓型)イヤフォンが支持されているように、「屋外でも良い音が聴きたい」というニーズは存在している。

 そんな中、オーディオテクニカから登場したのが「ATH-ES10」というモデル。価格は47,250円で、ポータブルの密閉型としてはかなり高価であり、それだけに異色のモデルである。11月13日に発売されたばかりだが、ネットの通販サイトでは31,000円程度で販売されている所も多く、家電量販店では39,800円程度で並んでいる。

 可搬性やデザイン性に優れた「EARSUITシリーズ」に属するモデルで、ビジネスマンがバッグに収納したり、スーツ姿の時に使用しても違和感が無いようなデザインに仕上げられている。一方で、コンパクトな筐体に、同社ポータブル用ヘッドフォンでは最大という53mm径ユニットを搭載したモンスターモデルでもある。その再生音を体験してみたい。

 また、同じEARSUITシリーズの下位モデルであり、アフリカンパドック(無垢材)をハウジングに使った「ATH-ESW9」(標準価格:37,800円/実売2万円前後)も用意。ES10との比較もしてみたい。



 

■ 小型イヤーカップに大型ユニットを詰め込む

左がATH-ES10、右がATH-ESW9。デザインは似ているが、ハウジングの違いで印象は大きく異なる
 外観から見ていこう。まず目に入るのが、ヘアライン仕上げのチタンを使ったシルバーのハウジングだ。触れるとひんやり冷たく、周囲の景色が写り込んでいる。横に走るヘアライン処理は高級感を高める一方、写り込みが目立ちすぎないよう、若干抑える役目も果たしているようだ。色は落ち着いたシルバーで、指紋が付いてもあまり目立たない。

 チタンだけあり、非常に軽量で、コードを除いた重量は200gに抑えられている。ハウジングは平らに折りたたむことができ、ビジネスバッグの隙間にも収納できるだろう。


ES10のハウジング。チタンのヘアライン仕上げが美しい 装着したところ。正面から見るとハウジングの薄さがよくわかる 横からみたところ。かろうじて耳全体を覆うくらいのカップサイズだ

 イヤーパッドやヘッドパッドの素材は柔らかく、肌触りも上質。ヘッドアームも軽量なため、装着時に頭頂部に違和感を感じることはない。側圧も控えめで、パッドの質感と合わせ、そっと両耳にかぶさる装着感。長時間の使用も苦にならない。ただ、イヤーカップそのものが小さいので、パッドの下部が耳たぶを抑えるようなカタチになる事もある。ただ、肌へのタッチが優しいため、不快感は無い。

イヤーパッドの質感は上質だ

 最大の特徴は、大型ヘッドフォンの高級モデルで採用されるような53mm径のユニットを搭載している事。ポータブルでは40mm径でも大きい方で、比較用の「ATH-ESW9」も42mm径だ。室内用の同社アートモニターシリーズ上位機種に採用されているユニットをベースに開発したというユニットで、「アートモニターシリーズ直系のポータブル。室内でしか味わえなかった高品位なサウンドを屋外でも楽しむ」(同社)というのがES10のコンセプトでもある。

 イヤーパッドを外してみると、直径65mm程度のカップサイズに対して、53mm径のユニットがいかに大きいかがよくわかる。もはや“ユニットしか見えない”と言っても良いだろう。しかしながらハウジング自体は薄く、イヤーパッドを取り外すと20mm程度しかない。バッフル面には剛性に優れたグラスファイバーを配合して中高域のクリアさを高めているほか、ドライバにはボビン巻OFCボイスコイルを採用し、低音に深みを与えている。

イヤーパッドを外したところ。大型ユニットがまさに“詰まって”いる ハウジングは薄型で20mm程度しかない ESW9のイヤーパッドを外したところ

 インピーダンスは42Ω、出力音圧レベル102dB/mWで能率はポータブル用としては標準的。製品コンセプト的に当然だがポータブルプレーヤーのアンプで鳴らしにくいことはなさそうだ。再生周波数帯域は低域もさることながら高域が良く伸び、5Hz~40kHzとワイドレンジだ。なお、ESW9はインピーダンス42Ω、出力音圧レベル103dB/mW。周波数帯域5Hz~35kHzとなっている。

 ケーブルは音質を重視した両出しで、長さは1.2mと、ポータブルでは取り回しやすい長さ。残念ながら着脱はできない。プラグは金メッキのステレオミニ。付属品はポーチとクリーニングクロスで、延長ケーブルや標準プラグへの変換コネクタは付属しない。このあたりもポータブル利用を前提とした「ES10」の製品コンセプトが伺える仕様だ。

アームの長さ調節部 ヘッドパッドもイヤーパッドと同様に柔らかい素材でできている
ケーブルは両出しで、長さは1.2m 入力はステレオミニ


■ ポータブル用とは思えない低音再生能力

試聴にはオンキヨーのiPodトランスポート「ND-S1」と、DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Dr.DAC2」を使用(同軸デジタル接続)
 まず驚かされるのが、低音の沈み込みだ。低音チェック用に使っているJAZZ「Kenny Barron Trio」の「Fragile」を再生すると、ルーファス・リードの地を這うような分厚いベースが頭蓋骨にズゥゥーンと響く。緩んだ柔らかい低音ではなく、解像度を保った硬い低音がここまでしっかり落ちるポータブルヘッドフォンは記憶に無い。イヤフォンの低音に慣れた人が聴くと、より驚きがあるだろう。

 しかし、「ノラ・ジョーンズ/come away with me」でも、アコースティックベースがキチンと沈み込み、ノラ・ジョーンズのヴォーカルがその上に分離しつつ定位する。低域が不足しがちなポータブルヘッドフォンでは、どうしても音楽全体が腰高になり、安定感が損なわれるが、「ES10」は腰の据わった音が楽しめる。数曲連続して聞いていると、ハウジングの厚さが20mm程度しかないヘッドフォンで聴いているという事を忘れてしまい、「本当にこの薄いハウジングからこの音が鳴っているんだよな」と、手を当てて確かめてしまった。

 「山下達郎/アトムの子」冒頭のドラム乱打も、歯切れの良いスネアドラムを分離描写しながら、うねるような連続したドラムの低音の動きがキチンと再生される。より激しい曲をとパンクロックの「Sum 41/NoReason」を再生。疾走感溢れるドラムの乱打が、音の硬さを保ったまま精密に描写され、音楽が大味にならない。ハウジングが薄いため、中域が薄く、低音に余計な付帯音がかぶらないため、普通の大型ヘッドフォンより低音の動きが良く見えるような気すらする。

 低域に特徴がありつつ、高域が突き抜けるようにクリアな楽曲が良く合う。ドラムンベース(Jazzin' park/perfect blue」)やトランス(DJ Tiesto)などの打ち込み系の楽曲が非常に心地良く聴けた。

 低音に慣れてくると、中高域や音場にも意識が向く。チタンハウジングを採用したことで、ハウジングの音の癖は少なく、軽やかで清涼感のある高域を実現している。「ダイアモンド クレバス50/50」(中島愛+May'n)を聴くと、高域が遙か上に立ちのぼっていく心地良さがある。音場のサイズもハウジングに制限されず、外の世界と解け合うように広がり、密閉だが、オープンエアのように開放感がある。

 多くの部分で満足できる再生能力だが、大型ヘッドフォンがいらないほど完璧かというと、弱い部分もある。それが中域の厚みだ。前述のロックやトランス、ポップス、フュージョンなど、どちらかというと派手目なドンシャリ型楽曲では目立たないが、JAZZやクラシックのオーケストラ、女声ヴォーカルのソロなどでは不満も出てくる。

 例えば前述の「Kenny Barron Trio」の「Fragile」では、沈み込んだベースの上に広がるケニー・バロンのピアノの響きが弱く、広がる音の波紋がすぐに消えてしまう。ピアノに吸音材を一杯詰め込んだような感じで、高域は出ているのだが、下に続く中域が痩せているために甲高くなり、悪く言うと安っぽいピアノの音になってしまう。

 クラシックでもティンパニーや大太鼓は素晴らしいのだが、波のように押し寄せてくるストリングスの響きが薄いため、ダイナミズムが足りない。女性ヴォーカル(坂本真綾/トライアングラー)も同じ傾向で、サ行は明瞭だが、声の響きが薄く、表情や艶っぽさがいまひとつに感じる。試聴機は1週間ほど毎日鳴らしているが、エージングが進めば幾らかバランスは改善されるだろうが、上と下の主張が強いサウンド傾向なのは確かだ。ただ、騒音の多い屋外の利用ではある程度派手目なサウンドデザインのほうが映えるのは確かだ。

 また、頭内定位が強めなのもES10の特徴だ。ハウジングが薄く、イヤーパッドも大型ヘッドフォンに比べて薄いため、ユニットと耳の距離が近い。あえてユニットの中心を耳穴からずらして配置したり、ユニットを耳に対して角度を付けて配置するなどの工夫で頭内定位を弱めているモデルもあるが、ES10の本体とユニットサイズでは厳しいだろう。ただ、前述のように抜けの良いチタンハウジングにより、音場自体はかなり広大に広がるため、圧迫感はほとんどない。ヴォーカルの口が頭の中心近くに定位するが、歌声自体は遠くまで広がる……というイメージだ。


 

■ 他のモデルとも比較

 比較用にESW9も聴いてみよう。「Kenny Barron Trio」の「Fragile」では、ES10のズゥゥーンという地鳴りのような低音は流石に出ず、付け替えた瞬間は寂しく感じる。それでも密閉型ならではの量感のある低音は出ており、不満を感じるほどではない。

 ES10と比べて適度に中域が膨らんでおり、ピアノやストリングスの響きが豊かになる。木製ハウジングのためか響きそのものも上品で、金管楽器も美しい。女性ヴォーカル(坂本真綾/トライアングラー)も腰高になり、低域の沈み込みやうねりは減るが、声に艶が出て、歌詞の感情がよく伝わるようになる。

ATH-ESW9のハウジング。アフリカンパドック(無垢材)の木目が魅力。こちらも折りたたみ可能だ ヘッドアーム部。外側は木目と同種の茶色、内側はブラックのツートンカラーになっている ケーブルは両出し。長さはES10と同じ1.2mだ

 “無理せず鳴っている”という感じで、ゆったりと音楽が楽しめる。不足点を音作りの上手さで巧みにカバーしている印象だ。ただ、チタンハウジングと比べると閉塞感はあり、音がどこまでも広がっていくような開放感には乏しい。そのため高域も若干頭を抑えられた印象だが、変な付帯音が無いので気にはならない。ES10のクリアな高域と、ESW9の温かみのある高域、甲乙つけがたい個性と呼べるだろう。

ESW9を装着したところ

 せっかくなので、編集部にある中価格帯の密閉型ヘッドフォンで、ハウジングが小さめ/薄めの2機種も用意してみた。AKGの「K172HD」(実売26,000円~30,000円程度)とULTRASONE「HFI-680」(実売25,000円~30,000円程度)だ。

 「K172HD」はクラシカルなデザインが特徴で、AKGらしい繊細な高域が楽しめる小型モデル。「HFI-680」はケーブル(着脱不可)が3mでポータブル向けではないが、折りたたみも可能な薄型ハウジングを採用。同社独自の頭内定位解消技術「S-LOGIC」を採用し、力強い低域とキツく感じられる一歩手前まで伸びる高域が癖になるドラマティックな音が特徴だ。ユニット口径は40mm。

AKGの「K172HD」 ULTRASONE「HFI-680」

 「K172HD」の低音の伸びや量感は、他の3モデルと比べると大幅に少ない。だが、高域の伸びやさかは秀逸で、コンデンサ型ヘッドフォンの雰囲気に通じる繊細な表現力を持っている。個々の音の分離が良く、付帯音が少ないため、他機種と比べるとルーファス・リードの弦の動きがよくわかる。何曲か聴いていると、乏しいと思われた低域もそれなりに描写されている事に気付く。

 インピーダンスは55Ω、感度は94dB/mW(1mW)で若干低能率。iPhone 3GSのようなポータブルプレーヤーのアンプでドライブすると上記のような印象だが、駆動力の高いヘッドフォンアンプ(Dr.DAC2)でドライブすると、中低域もしっかりと出てくる。良さを引き出すにはドライブ力の高いアンプを備えたポータブルプレーヤーの使用や、ポータブルヘッドフォンアンプの導入を検討したくなるモデルだ。

AKGの「K172HD」

 「HFI-680」は頭内定位が緩和され、ヴォーカルや楽器の音像が頭の中心から前方寄りに定位。ヘッドフォンやイヤフォンの閉塞感が苦手という人には魅力のあるモデルだ。比較機種の中ではES10と似た系統で、どちらかというとドンシャリ傾向。最低域の沈み込みはES10に及ばないが、ベースラインなど、美味しい部分を強調し、太くドライブするのが心地良い。高域のチューニングが絶妙で、女性ヴォーカルがかすれたり、割れたり、“耳に痛い音”になる一歩手前、ギリギリのところまで突き抜ける。聴いているとヒヤヒヤする珍しいサウンドだが、何曲も聴いていると、このギリギリ感が癖になる。ソースに忠実な音かと言うと微妙だが、薄味の優等生サウンドに飽きるとコッテリとして音が聴きたくなるものだ。

ULTRASONE「HFI-680」


 

■ まとめ

 ATH-ES10の魅力はなんといっても、量感と解像感を併せ持った低域の再生能力にある。これまでのポータブルヘッドフォンの低域に不満を持っていた人や、高級イヤフォンの低域描写に慣れた人に、ぜひ試聴して欲しい。大口径ユニットならではのドッシリとした低音は、この製品にしか無い魅力だ。また、閉塞感の無さは、屋内で普段オープンエアヘッドフォンを使っている人が、屋外で使う密閉型として選択しても違和感が少ないだろう。

 音楽的なまとまりの良さを重視し、ストリングスや女声ヴォーカル、JAZZなどを美しい音で聴きたいというニーズには、「ATH-ESW9」の方がハマるかもしれない。同じシリーズに属し、価格的には上位モデルと下位モデルの位置付けだが、2機種はキャラクターが大きく異なり、甲乙つけがたい。両方揃えて、その日の気分や聴く楽曲に合わせて使い分けられれば理想的なのだが……。

 AKGやULTRASONEなど、海外メーカーも視野に入れると、製品数は多くはないが、いずれも個性的なモデルが存在する。ES10はその中でも、ユニットサイズという際立った個性で存在感を発揮するモデルになりそうだ。今後はESW9のような木製ハウジングでの大型ユニット採用モデルに期待すると同時に、他社も含めた、高級密閉型ポータブルヘッドフォン全体の活性化にも期待していきたい。


□オーディオテクニカのホームページ
http://www.audio-technica.co.jp/
□製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-es10.html

ミックスウェーブ、バッテリ駆動のヘッドフォンアンプ-Red Wine Audio製。iPodトランスポートに電源供給

「Isabellina HPA」。10月開催の「秋のヘッドフォン祭 2009」に出展された

12月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 ミックスウェーブ株式会社は、Red Wine AudioのDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Isabellina(イサベリーナ) HPA」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は300,000円前後の見込み。

 バッテリ駆動のヘッドフォンアンプ。バッテリを充電してから使用することで、電解コンデンサなどを排除でき、電源ノイズの発生を抑制可能。SLAバッテリを採用し、フル充電で12時間使用できる。またDACも内蔵。16bitノンオーバーサンプリング処理のR-2R型コンバータを採用し、高音質化を図っている。

 特徴として、iPod用デジタルトランスポートのWadia 170 iTransportへの電源供給が可能。リアのオプション端子とiTransportを接続することで、電源を供給できる。iTransportから発生する電源ノイズも軽減可能という。また、オンキヨーのiPodデジタルトランスポート「ND-S1」にも対応する。

 入力は光デジタル、同軸デジタルBNC(ともに192kHz対応)、USB(48kHz対応)を各1系統搭載。標準のヘッドフォン出力と、アナログRCAの音声出力も装備し、単体DACとしても使用可能。外形寸法は305×229×138mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.53kg。リモコンが付属する。

フロント(上)とリア(下) iTransportへの電源供給も可能

□ミックスウェーブのホームページ
(11月27日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.mixwave.co.jp/

COWON、重さ16gのシンプルなポータブルオーディオ-操作性とファッション性を重視。4GBが6,980円

12月11日発売

直販価格:「2GBモデル」5,980円
       「4GBモデル」6,980円


 株式会社コウォンジャパンは、ポータブルオーディオプレーヤー「iAUDIO E2」を12月11日に発売する。直販価格は、2GBモデルが5,980円、4GBモデルが6,980円。カラーはホワイト(WH)、スカイブルー(SB)、オレンジレッド(RD)、ピンク(PK)の4色を用意。メモリ容量はピンクが2GBで、それ以外の3モデルは4GBとなる。

写真のうち、日本での発売が決まっているカラーはホワイト、オレンジレッド、スカイブルー、ピンクの4色

 なお、韓国では上記カラー以外にもブラック、バイオレット、モカブラウン、ライラックシルバーのモデルを発売中。日本においてこれらのモデルを販売することについては検討中としている。

 初めてMP3プレーヤーを使う人や、新しいファッショングッズを手に入れたい人などの利用を想定したという、小型でシンプルなオーディオプレーヤー。外形寸法が64.2×26.6×7.7mm(縦×横×厚さ)、重量16.6gという、同社プレーヤーの現行製品で最小/最軽量モデルとなる。イヤフォン端子は底面に備える。

 ヘアライン仕上げのメタルリングを備えており、キーホルダーへの取り付けや、首掛けなどに利用可能。ディスプレイを搭載せず、手元を見ずにボタンで操作できるという。音声でモードを案内するボイスガイド機能も搭載する。

 再生可能なファイルはMP3/WMA/WAV/FLAC/OGG。MP3/WMAは最大320kbpsまでサポートする。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。S/N比は95dB。イヤフォン出力は12mW×2ch(16Ω時)。圧縮音源の高音質化を図るBBE+を搭載し、9つのプリセットモードからエフェクトを選択可能。また、ボリュームが基準値より高い場合に自動調整するEar SAFE機能も備える。

 パソコンとはUSB 2.0で接続。楽曲の転送は専用ソフトを使用せず、ドラッグ & ドロップで行なえる。対応OSはWindows Me/2000/XP/VistaとMac OS X 10.x以上、Linux 2.4以上。

 リチウムポリマー充電池を内蔵し、連続再生時間は11時間30分。充電はUSBで行ない、充電時間は約1時間30分。イヤフォンやUSBケーブルなどが付属する。

メタルリングを使うことで、さまざまな利用スタイルが可能

ゼンハイザー、Bluetoothヘッドフォン「PX210BT」-実売25,000円前後。有線接続にも対応

PX210BT

11月27日発売

標準価格:オープンプライス

 ゼンハイザージャパン株式会社は、密閉型でコンパクトなBluetoothヘッドフォン「PX210BT」を11月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。有線接続にも対応。Bluetoothトランスミッタは別売。

 Bluetoothによるワイヤレス接続が可能なヘッドフォン。再生周波数帯域は15Hz~22kHz。操作はハウジングに備えたボタンで行なう。

 有線接続も可能で、通常のヘッドフォンとして使うこともできる。インピーダンスはBluetooth利用時は590Ω、パッシブのヘッドフォンとして使う場合は100Ω。出力音圧レベルは107dB。

 Duofol振動板を採用。ハウジングは折りたたみ可能で、キャリングポーチも付属する。

□ゼンハイザー・ジャパンのホームページ
http://www.sennheiser.co.jp/
□製品情報
http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/502378?Open&print=

ランサー、Windows CE搭載の小型LCOSプロジェクタ-動画のほかOffice/PDFファイルの投映も。実売5万円

MPJ-104WCE

12月中旬発売

標準価格:オープンプライス


 ランサーリンク株式会社は、Windows CE OS搭載の小型LCOSプロジェクタ「MPJ-104WCE」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円前後の見込み。

 外形寸法は138.5×58.5×25mm(縦×横×厚み)という小型のモバイルプロジェクタ。デバイスは解像度640×480ドットのLCOS(Liquid Crystal on Silicon/反射型液晶)で、3Mの光学技術を採用する。光源は白色LEDで、輝度は10ルーメン。投映サイズは10~30型程度としている。

 64MBの内蔵メモリのほか、SDカードスロットを搭載し、最大4GBまでのSDカードに対応する。特徴として、OSにWindows CE 5.0を採用。Microsoft Officeを備え、メモリ内のPowerPointやExcel、Wordファイルを読み込んで投映できる。またPDFファイルの投映も行なえる。

 そのほか、Media PlayerやImage Viewerなどのプレーヤーソフトをプリインストールしており、メモリ内の動画や音楽、静止画の再生も対応。フォーマットは動画がWMV/MPEG-4、音楽がMP3/WMA/WAV、静止画がJPEG/BMPをサポートする。

 CPUはサムスン製「ARM 9 core 2443」(400MHz)。インターフェイスにUSBを装備し、マウスを接続可能。そのほかの入力端子は備えていない。電源は内蔵バッテリで、最長120分の駆動可能。充電は付属のACアダプタを使用する。

メニュー画面 マウス(別売)も接続できる

□ランサーリンクのホームページ
http://www.lancerlink.co.jp/
□製品情報
http://lancerlink.free.makeshop.jp/shopdetail/005000000007/

ハイパー、DVI/VGAからHDMIの1080アプコン対応変換器-PCなどの映像/音声信号を1系統のHDMIで出力

DVIモデル「CNV-DVIDA2H」

11月30日発売

標準価格:オープンプライス


 ハイパーツールズ株式会社は、DVIまたはアナログRGB(D-Sub 15ピン)からの映像信号と、音声ケーブルからの信号を集約してHDMIから出力できる変換器2モデルを11月30日より発売する。

 価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、DVIモデル「CNV-DVIDA2H」が10,800円前後、アナログRGBモデル「CNV-VGAA2H」が9,800円前後の見込み。

アナログRGBモデル「CNV-VGAA2H」

 HDMI出力を持たないPCやデジタルサイネージプレーヤーなどからの映像と音声を、HDMIケーブル1本で出力できる変換器。音声入力は、DVIモデル「CNV-DVIDA2H」が光/同軸デジタルアナログ、RGBモデル「CNV-VGAA2H」がアナログ(RCA)を各1系統装備。それぞれ、同コネクタの音声出力も備える。DVIモデルはHDCPもサポート。

 いずれも、入力映像のアップコンバート機能を搭載。DVIモデルは最大1080pまたは1,920×1,200ドット、アナログRGBモデルは1080iまたは1,280×1,024ドットまで高解像度化できる。

 電源はACアダプタを使用。外形寸法と重量は、DVIモデルが154×71×25mm(幅×奥行き×高さ)、260g。アナログRGBモデルが88×68×25mm(同)、120g。



□ハイパーツールズのホームページ
http://www.hypertools.co.jp/
□製品情報(CNV-VGAA2H)
http://www.kirikaeki.net/monitor/rgb/cnvvgaa2h/index.html
□製品情報(CNV-DVIDA2H)
http://www.kirikaeki.net/monitor/rgb/cnvdvida2h/index.html

BLUEDOT、9型回転液晶搭載のポータブルDVDに新色-ワインレッドモデル。本体の薄さ29mm

12月17日発売

標準価格:オープンプライス


 BLUEDOT株式会社は、9型の回転式液晶を採用したポータブルDVDプレーヤー「BDP-1945」に、新色としてワインレッドモデル(R)を追加、12月17日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後の見込み。

 9型/解像度800×480ドットの回転式液晶ディスプレイを採用したポータブルDVDプレーヤー。液晶部が180度回転するため、横に向けながら、または折り畳んでもDVD視聴が可能。ボディを29mmまで薄型化し、可搬性を高めている。なお、7月にブラックモデル(K)が発売されている。

ディスプレイを回転できる 本体を閉じた状態

 DVDプレーヤー部は、DVDビデオやVRモード記録のDVD-R/RWに加え、音楽CDやMP3を記録したディスクの再生にも対応。レジューム機能を備えるほか、5枚までのディスク情報を記憶できる。27秒間の早送りを行なうCMスキップ機能も利用可能。SDメモリーカードスロットも搭載する。ステレオスピーカーを内蔵し、AV入出力端子を装備。ヘッドフォン出力は2系統。

 電源はACアダプタとバッテリで、バッテリ駆動時の連続再生時間は約3時間(DVD、液晶ON)。カーバッテリアダプタも付属する。外形寸法は243×180×29mm(幅×奥行き×高さ)、約970g(バッテリ除く)。リモコンやイヤフォンなどが付属する。



□BLUEDOTのホームページ
http://www.bluedot.co.jp/
□製品情報
http://www.bluedot.co.jp/products/bdp1945.html

ハンファ、フルHDビデオカメラ「UMA-HDDV-1」を値下げ-直販19,800円から14,800円に。27日から

 ハンファ・ジャパン株式会社は27日、9月に発売したフルHD録画対応のデジタルビデオカメラ「UMA-HDDV-1」の価格改定を実施。直販価格19,800円から14,800円に値下げした。

UMA-HDDV-1

 また今回の価格改正に合わせ、初期不良交換(7日間)のみの対応から、6カ月の製品保証期間を新たに設定。既購入のユーザーに対しても、さかのぼって適用するという。

 同社では、今回の値下げにより、「ユーザーにとって、より購入しやすい価格設定にすることで、年末年始の更なる拡販を目指す」としている。

 UMA-HDDV-1は、MPEG-4 AVC/H.264(AVI)形式での1,920×1,080ドット/30fps記録が可能なビデオカメラ。撮像素子に1/2.5型503万画素CMOSセンサーを搭載。レンズは光学5倍ズーム(F3.5~3.7/35mm換算で38~190mm)で、4倍のデジタルズームも備える。ただし、フルHD記録時にデジタルズームは行なえない。

 記録メディアはSD/SDHCカード、または128MB内蔵メモリ(一部はプログラム領域)。動画の記録モードはフルHDのほかに1,280×720ドット/30fps、848×480ドット/60fps、640×480ドット/30fps、320×240ドット/30fpsを用意。また、最大4,000×3,000ドット(画素補間使用時)のJPEG静止画記録も行なえる。

 HDMI出力を搭載。電源は専用リチウムイオンバッテリを使用し、連続撮影時間は約100~150分。付属ACアダプタで給電しながらの撮影にも対応する。外形寸法は53×112×65mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約320g。


□ハンファ・ジャパンのホームページ
http://www.hanwha-japan.com/
□製品情報
http://www.umazone.jp/Page/GOODSDETAIL-173

ソニー、「ウォークマンX」でフォルダ検索対応-ブラウザ表示速度も改善。簡易転送ソフトも

NW-X1050

 ソニーは、ウォークマンの最上位モデル「NW-X1050/X1060」向けの最新ファームウェアを26日から提供開始した。

 最新版となるVer.1.10では、インターネットブラウザのNetFront Browserをアップグレード。Webページ表示完了までの時間短縮や、スクロール速度の向上、Webページレイアウト再現性の向上、フレーム構造のWebページ表示の向上などが図られた。なお、このアップグレードによりタイ語のフォントが表示されなくなるという。

 さらに、音楽の検索機能に「フォルダ」を追加。サーチメニューの「フォルダ」を選んで検索すると、リスト上にフォルダが名前順に表示される。なお、フォルダ検索できるのはドラッグ&ドロップ転送した楽曲のみで、「SonicStage V」や「x-アプリ」で転送した曲では利用できない。

 そのほか、「おまかせリンク」機能のリンク先アイコンの表示を「Microsoft Live Search」から「Bing」に変更している。

Content Transfer

 また、「iTunesやWindowsエクスプローラで音楽や、ビデオ、写真、ポッドキャストなどのコンテンツを管理している人向け」というファイル転送ソフト「Content Transfer」も提供開始した。

 iTunesやエクスプローラなどからContent Transferのウィンドウへファイルを直接ドラッグ&ドロップすると、自動的にウォークマンの最適なフォルダに転送してくれる転送ソフトウェア。なお、moraやiTunes Storeなどで購入した著作権保護されたファイルや歌詞の転送には対応しない。

 対応ウォークマンは、「NW-X1060/X1050」と、「NW-A84xシリーズ」、「NW-S74x/S74xK/S64x/S64xKシリーズ」、「NWD-W202」。対応OSはWindows XP/Vista/7。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□NW-X1050/X1060アップグレードプログラム
http://www.sony.jp/support/walkman/download/nw-x1000s_fw.html
□Content Transferダウンロードページ
http://www.sony.jp/support/audiosoftware/contenttransfer/download/index.html