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2007/10/26 今は亡き、愛し君へ贈る詩~Ⅲ~お迎えがきたよと、獣医が言う。
案内された場所。そこに居たのは、 自分の記憶にあるような見慣れた猫の姿ではなかった。
片腕に包帯と点滴がなされ、
口元を汚し、 生を失くしたように倒れている猫の姿だった。 体は、骨と皮だった。 本当に、死んでるみたいだった。
一瞬で血の気が引いた。
一瞬で涙が溢れそうになった。
わからなかった。
何もわからなかった。
本当に、ショックだった。
無意識に猫の名を呼ぶ。
すると、小さな耳がピクッと動く。
静かに目を開け、その黒い瞳が動く。 その瞳が自分をとらえると、少しだけ体を動かそうとした。
その姿を見た医者が、こう言った。
「ああ、凄いね。やっぱり分かるんですね」
何だよ、それ…
何なんだよ!おまえ、今にも死にそうじゃん!
ここで何してるんだよ!どういうことだよ!!? 全然、らしくねぇよ!!何なんだよ、コレ!!
足が震えた。
ただよく分からない不安が頭の中を駆け巡った。
これが…本当に、あの猫なのか…?
どうしてこうなってしまったのか
分からなかった。
わからなかった…
今日はこれで連れて帰ります。
そう言って、猫をタクシーに乗せた。 自分は毛布にくるんだ力ない猫の身体を抱きかかえ 涙を堪えるのに必死だった。 引用通告此日志的引用通告 URL 是: http://kazukiayu.spaces.live.com/blog/cns!26B0B606A652D668!9770.trak 引用此项的网络日志
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